「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
ディアナは息を切らせて家に戻ってくると、二人に小屋に隠れているように指示をします。
ディアナを追ってきた者たちは皇太子の騎士団ではなく、町に居座っていた傭兵だったようです。
傭兵をまいてくると言ってディアナは去っていき、エイミーはリノクと共に隠れようとしますが、もめているうちに、傭兵に見つかってしまいました。
エイミーが傭兵を動けなくするために時間を稼いでくれとリノクに頼みますが、リノクはその必要がないと言い、傭兵を切り捨ててしまいました。
驚いてへたり込んでしまったエイミーに、自分が怖いかとリノクが聞いてきます。
私を助けてくれたのだから怖くないとエイミーが答えます。
それを聞いてリノクは、昼のエイミーも見ていたいとエイミーに伝えます。
→姉が男主人公を拾ってきた 15話ネタバレはここからチェック
姉が男主人公を拾ってきた 16話 ネタバレ
赤面して答えられないエイミーが視線をそらすと、リノクは目をそらすなと言います。
リノクはエイミーをずっと見ている、自分を避けないでほしいと言ってまたエイミーに寄りかかります。
リノクが寄りかかってきて、また赤面するエイミーでしたが、リノクの様子がおかしいことに気が付きます。
リノクの体はひどい熱を発していました。
また何度も大丈夫だと言うリノクに、それは口癖じゃないかとエイミーは怒ります。
気が付いたらもう夜が明けているのに、リノクは子供の姿に戻っていません。
これは物語の内容と違う、どこで変わってしまったのかと思いながらリノクを見ると、リノクはまた血が出ていました。
それを見て二度と会えないかもしれないと心配したエイミーは、目を覚ましてと、「リノク」と名前を呼びます。
リノクを思い泣いていると、エイミーの腕にまた魔法陣が現れ、光の文字が二人を包みました。
気が付くと、リノクの傷は治っていて、姿も子供の姿になりました。
ノクスに熱がないか確かめようとして、自分の手に魔法陣が浮き出ていることに気が付きます。
そこでエイミーも倒れてしまいます。
夜になり、リノクが目を覚まします。
隣ではエイミーが眠っていましたが、熱がある様子です。
リノクはエイミーとの出来事を思い出しています。
目が覚めたら見知らぬエイミーがいて、記憶を思い出せないリノクのために名前を付けてくれて、自分の事を恐れないでくれるエイミーに、いつの間にかリノクは惹かれていたようです。
思い出しながら、リノクが倒れた時にエイミーがなぜ「ノクス」ではなく「リノク」と呼んだのかと不思議に思います。
それもその名前は自分自身初めて聞いた名前ではないような気がしています。
エイミーの髪を触れているリノクの前に、大人の姿を知らないディアナがやってきました。
姉が男主人公を拾ってきた 16話 感想
今回の話は、山奥の家に行った時の魔物のシーンとそっくりでしたね。
ちょっとデジャブ?と思ってしまいました。
ノクスは素直に自分の気持ちを伝えようとする努力をしてくれるようになりましたが、リノクはまだまだ我慢をする癖が治っていませんね。
エイミーは物語を知っているのでノクスの本当の名前が「リノク」だと知っていて、とっさにその名前を呼んでしまっていましたが、ことことでまた少し話が変わっていったりするのでしょうか。
エイミーの手から魔法陣が発動したのは、エイミーの必死な「祈り」から発動したのでしょうか。
リノクの傷も癒えたのは良かったですが、エイミーも熱を出してしまっていましたね。
あれは偶然なのか、それともリノクの熱を自分が肩代わりしたのかどっちなのでしょう。
とうとうディアナに大人の姿を見られてしまいました。
ディアナはリノクに対してどのような態度に出るのでしょうか。
続きが気になります。