「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
潰れる家門を生かしてみます 前回のあらすじ
下人のニルスが捕まり、皇子の前に連れて来られます。
ニスルが罰を受けるとなると、貴族とは比べ物にならない重い罰を受けることになってしまします。
テラは必死にニルスに指示を出した自分を罰するよう懇願します。
話の中で、テラは皇子が言っている「ゲーム」の意味が「皇位争い」の事であると理解します。
皇子は、ニルスが受ける罰が「死刑」ではない事をテラに伝え、部屋に戻るよう促しますが、テラはニルスが受ける罰と同じものをニルスの代わりに受けると主張します。
次にテラが気が付いたのは、自分の部屋の中でした。
テラはムチを受ける前に気絶をしてしまい、皇宮の騎士4人がかりで、他のものにバレないように裏口から連れて来られたのです。
それを知ったテラは、恥ずかしくて叫んでしまいました。
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潰れる家門を生かしてみます 16話 ネタバレ
テラは、ニルスがどうなったか心配でベスに尋ねます。
顔がやつれて寝不足のようですが、ニルスがムチ打ちの刑を受けた形跡はないようでした。
ベスは、ディナーが始まるので第2皇子に挨拶をしに行くようテラを促します。
カイル皇子という言葉を聞いて、テラは先ほど起こった恥ずかしい出来事を思い出して、斧で自分の首を切ってしまいたいと嘆きます。
皇子は治安部監獄の外部侵入の可能性や監視の交代時間などの情報の報告を聞いています。
調べている者は、自分の歯に仕込んでいてフグ毒で自殺をしたようです。
皇子は、その者が捕まっときには自殺するよう、上の者に調教されていたのだと推測します。
そしてテラの行動を思い出し、「少し違うのか?」とひとりごちます。
皇子はテラが許しを請うかと思っていたようですが、テラはそうしませんでした。
皇子はテラを何かに巻き込むつもりのようです。
テラは、皇子に一人で会いに行くのが恥ずかしく、母親の一緒にディナーへ向かうと言います。
母親のイザベルも参加することが分かったのはテラが気絶していた時なのになぜ知っているのかと、ベラは好奇心から聞いてきます。
アンドレ・ピットの宿題の期日は、テラが確認していたように皇子がエリオス家から去る日でした。
エリオス家の者が捕まる可能性があるなら、もっと早くに宿題を終わらせ、その対応を考える時間が必要なはずなのにアンドレはそう指示しなかった。
アンドレ・ピットの情報網を使って「エリオス家がとらえられる心配がない」と確信出来ているのなら貴族宴会法にのっとって、夫人達は必ずディナーに参加することになるだろうという推理でした。
ベスはテラの推理を褒めますが、テラは皇子に全てを読まれてニルスを危険な状態にした事を思い出してか、自分は大したことはないと言います。
明日もう一度皇子のもとへ罰を受けに行くべきか考えているテラに、クロエは行政官試験を受けたりせず以前のように大人しくしておくよう警告しますが、テラに引く気はありません。
食事中にカイル皇子がテラを見て微笑みますが、テラはバカにされていると思い、闘志を燃やします。
ロイド伯爵が、食後部屋に来るようにテラに伝えます。
皇子は、ロイド伯爵に「まだ終わったわけではない」と伝えていたようです。
テラはその意味を伯爵に説明せず、自分の罰について呼び出されるのではないかという方を心配しています。
しかし皇子はテラには会うつもりはなく、そのまま翌日の朝家を出るようで、テラには行政官試験に期待しているということづてを残します。
ロイド伯爵はテラが気絶した事も知っていました。
ロイド伯爵は、カイル皇子が宮に入ったときに他の貴族が皇子を無視していたのに自分は皇子を守ろうと思っていたのに、皇子の偉そうな態度がとても気に食わないようです。
ロイド伯爵は、テラが部屋に出ていくとき、ある言葉をかけます。
今のテラには、その言葉がとても心に響きました。
テラは部屋に戻ると、ベスにすぐにニルスを呼んで来てもらうようお願いしました。
潰れる家門を生かしてみます 16話 感想
皇子が監獄での出来事を調べているくだり、やはりゲリック・アントンが関わっているようですね。
皇子は、テラが自分の思っているような人物とは違うかもと「少し違うのか」とつぶやいていますが、そのあとの言葉で、テラを利用する気満々な事が分かり、やはり「食えない男」だと思いました。
皇子がロイド伯爵にまだ終わっていないと言っているのに、伯爵はその意味が分からないという事は、伯爵自体はエリオス家にひそんでいる犯行グループには関与していないという事でしょうか。
今回のロイド伯爵の話の内容から、エリオス家は、初めからカイル皇子を支持していたことがわかりました。初めは、他の貴族はカイル皇子を無視していたようですが、今ではどのくらいの指示があるのでしょうか。
皇子がロイド伯爵に伝言をした最後の言葉からして、皇子はテラの事をそれほど侮蔑しているわけでもないのかなと思いました。むしろテラを奮起させてる感じでしたね。
内容とは別になりますが、前にもありましたが今回は大事なセリフに誤植があって気になりました。
日本ではあまり使わない難しい言葉や、それでさえ話の意味を理解しづらい部分があるのに(それがおもしろいのですが)言葉の間違いがあったらもっとこんがらがってしまいまうので、ちゃんとチェックをしてもらいたいです。
ニックを呼び出して、次は何をするつもりなのか。
続きが気になります。