「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
領主であるクロード子爵は、エレナに自分の妾になるようにと贈り物と求婚の手紙を送りました。
エレナはすぐにリアブリックの仕掛けた罠だと理解します。
エレナは未来を変えるために、妾になる事を承諾しました。
悲しむ両親に、自分は必ず幸せになると言い、エレナを信じてくれるなら見守って欲しいと伝えました。
影の皇妃 5話のネタバレ
エレナは両親を悲しませたことに心を痛めています。
しかし、後悔はやった後にすればいいと気持ちを切り替え、今エレナがすべきことに取り掛かります。
エレナは、今後5年間に起こる未来の出来事を書き出して整理していました。
一番近い出来事は、初代フリードリヒ大公の生誕の宴でした。
それはエレナが初めてベロニカになりすました日で、この日のために急いでエレナを養女として連れて行こうとしているのでした。
もともとフランツェ大公はベロニカを皇后にしようと考えていたため、ベロニカが社交界に姿を見せないことで噂になっているのを払しょくするために、ベロニカが健在である証拠としてエレナが必要でした。
エレナが未来を知っているので、未来の形勢を覆すジョーカーを握っていると有利に感じています。
エレナは未来の出来事を記したメモをひとつずつ確認しながら、証拠隠滅のために火にくべていきます。
エレナの母親は、父親の帰りが遅く心配していました。
広間にやってきたエレナに、母親は食事を出そうとしますが、エレナはそれを断って、贈り物の中身を見ようと提案します。
中にはドレスとアクセサリーがありましたが、未来で皇妃となっていたエレナの見立てでは、ドレスは仕上げが雑で生地もイマイチなものでした。
エレナは母親にアクセサリーをあげます。
これまでまともなアクセサリーをつけていなかったからだと無理やり母親に渡しましたが、本当の理由は、将来お金が必要になるので、その時に換金してもらうためでした。
やっと父親が帰ってきて、みんなで夕食にしようと母親が言いますが、父親はその前に客を紹介すると言います。
フードをかぶっていましたが、その姿から、エレナはお客が誰か勘付きました。
父親は弁解めいた前置きをした後に、客を紹介しようとしますが、客は自分から名乗りたいと父親に伝えます。
フードを取ると、その客はやはりリアブリックでした。
影の皇妃 5話の感想
お父さんは、また面倒ごとを連れてきてしまいましたね。
確かに娘の一生がかかっているので必死になるし、リアブリックもそこを突いてきているのは理解できるのですが、エレナが「自分を信じて欲しい」と真剣に伝えたのに全然信じていなかったのですね。
ベロニカ公女は長い間社交界に出ていないと言っていましたが、5年間も出て来なかった理由は何だったのでしょうか。
妊娠ならばそこまで長くなくてもいいし、もしかして病気にかかっていたのでしょうか。
行動を変えてもしつこく近づいてくるリアブリックですが、どんな方法でエレナを連れ出すつもりなのでしょうか。
続きが気になります。