「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
リノクは、自分が魔法にかかっていると聞き、その状況を知ろうと魔法の本があるかエイミーに問いますが、魔法の本は高価なものなので、エイミーの家にはありませんでした。
しかし、姉ディアナが山奥の家で魔法の術があるのを見つけたと聞いていたエイミーは、翌朝姉に山奥の家の場所を教えてもらい、そこに魔法の本も少しあった事を知ります。
姉は3日間家を留守にし、その間エイミーはノクスの勉強を教えながら過ごします。
勉強を教えている最中にノクスは手をけがしますが、痛くないとエイミーに伝えます。
エイミーはノクスに、痛みを我慢してはいけないと諭します。
姉が男主人公を拾ってきた 7話 ネタバレ
夜になり、リノクが自分が手をけがしていることに気づきます。
エイミーが包帯を巻きなおそうとすると、リノクもノクス同様「痛くないから大丈夫だ」といいます。
エイミーが我慢するのは良くないと言いますが、リノクは、重いけがや病気でないのになぜ我慢できないのか不思議に思っています。
エイミーは話題を変えて、この間リノクが欲しいと言っていた魔法の本が手に入るかもしれないと伝えます。
そして、姉のいない間に、自分たちが過ごしている家を案内します。
リノクは、姉のディアナは強いのか問います。
ディアナは以前は将来有望な騎士で、魔物狩りにも慣れているようです。
姉の話で思い出し、エイミーは姉が拾ってきた剣をリノクに渡します。
持っていた記憶はないといいながら、リノクは慣れた手つきで剣をふるいます。
それを見てエイミーはリノクに歯向かうのはやめておこうと決めます。
エイミーは不注意で、剣で手を切ってしまいますが、リノクは心配もせず何でもないように話します。
それを聞いて、エイミーは自分は痛いのだという事、そしてお皿で手を切ったノクスはもっと痛かっただろう事を伝えますが、手を切ったのはノクスだし、そもそも痛みを我慢する癖があるので理解してもらえません。
血が出てずっと痛がっているエイミーにあきれながらも、リノクはその手を舐めて治そうとします。
エイミーは恥ずかしくなり、話をそらします。
安全地帯に魔法使いが住んでいた家があり、そこで魔法の本が手に入るかもしれないとリノクに教えます。
夜は危険だから昼間にエイミーが一人で取りに行こうかと提案すると、リノクは他人のためになぜそこまでしてくれるのかと問います。
エイミーは自分だったら、魔法にかかっている状況が気になり、もどかしくてたまらないから手を貸すと言います。
リノクはそれを聞いて、自分が夜に行くと言います。
そしてエイミーに一緒に来るか聞きます。
エイミーもリノクが一人で行くことに不安があったので、一緒に行くことには賛成でしたが、すこし意地悪気に一緒に行って欲しかったら誠意を見せてほしいといいます。
丁寧に「お願いします」と行って欲しいと言ったエイミーの言葉に承知し、リノクはエイミーの前にひざまずき、手を取って「お供してほしい」と頼みます。
そのとても丁寧な態度に、エイミーはドキドキします。
姉が男主人公を拾ってきた 7話 感想
元々リノクもノクスも同一人物なので痛みには強いようですが、今回のリノクの言葉から、死ぬほどの痛みでなければ我慢するのが当然と思っているようでした。
リノクは、ディアナが腕がたち、森に出かけていくことを聞いていたので、もしかして自分を森から助けたのが姉のディアナだと気づいているのかもしれませんね。
以前は将来有望な騎士だったということは、昔は父親のいる騎士団によく遊びに行っていた事を考えても、父親に何かがあり、娘二人は世捨て人のように森で暮らすようになったのでしょうか。
やはりお姉さんに釘を刺されていたのに、魔法使いの家に行くつもりなんですね。
でも、リノクがいきなりお嬢様を扱うような態度をエイミーにとってびっくりですね。
エイミーも、いつもリノクに偉そうな態度をとられていたからちょっとからかうようなつもりだったかもしれないのに、急にあそこまで丁寧な対応をされたらびっくりしますよね。
次回はやっと山奥の家に向かうのでしょうか。本当に魔法の本が見つかるのでしょうか。
続きが気になります。