「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナは、リアブリックからフリードリヒ大公家の娘になる事を知らされます。
エレナは疑われないようにすごく驚いて喜んだフリをします。
港に着いたエレナは別荘に連れていかれ、そこで自分を貶めた大公に出会います。
大公は自分の娘そっくりのエレナに会えて感激して涙を流します。
エレナはそれが演技だと知っていて、怒りを大公にバレないように耐えています。
自分の娘になって欲しいと頼む大公に、エレナは無知な娘の演技をします。
部屋に戻ったエレナは、自分の持っている切り札も結構使えるものだと気づいていました。
影の皇妃 12話のネタバレ
別荘に入った翌日からベロニカになるための教育が本格的に始まりました。
貴族令嬢の振る舞いから知識まで学ばされますが、エレナは分からないふりを続けます。
それを教えるリアブリックは、エレナが内容を覚えるまで書斎から出さずに勉強をさせます。
覚えられない事に反省しているフリをしていたエレナは、リアブリックが出ていくと大公を潰すためにまだ知識のない芸術系の書物を探してきて勉強します。
エレナがいた5年間で帝国の芸術界は激変し、ルネサンス時代に突入するはずでした。
エレナはその時代を先導して自分に有利になるようにし、大公家を意のままにしようと考えています。
その方法は内部分裂で、外部からはLと言う名で外からの資金源を断とうと考えていました。
エレナは3人を破滅へ導く事をモチベーションにして大量の知識を短期間で身に着けようとしていました。
3週間でエレナは礼儀作法を完璧に身に着けることが出来、リアブリックにも褒められます。
意識せずに自然にふるまうために幼い頃から学ぶ礼儀作法を3週間で習得したエレナを見て、そこまでバカではなさそうだとリアブリックは考えています。
食事が済むと、リアブリックはいつもと違う応接間にエレナを連れて行きます。
そして、帝国の社交界で活動している皇族と中央貴族を全て覚えるように指示します。
なぜ完璧に覚えないとダメなのか理解できていないと思ったリアブリックは、公女との関係が深かった人物はバレないようにそれだけ警戒しなければならないのだときつく言い聞かせます。
エレナは覚えるのに苦戦するフリをして時間を稼ぎます。
そしてリアブリックは、将来帝国の皇位を継承するクラディオス・デ・シアンの写真をエレナに見せました。
影の皇妃 12話の感想
エレナはずっと無知なフリをすることは大変でしょうね。
それもその合間に復讐のために新しく知識を詰め込んでいるなんて、すごいです。
リアブリックはずっと教育係をしているので、少し分からないふりをするだけでイライラしていますね。
覚えろの一点張りしかないので、頭は良くても、人に教える才能はないようですね。
最後の皇太子の写真を見てエレナは思わず反応していました。
エレナはいつ皇太子に会えるのでしょう。
続きが気になります。