「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
浮翠閣の中に入った桃は、髪の色も元に戻り、弱水に入ったあとの記憶がありませんでした。
曉斗は、桃が銀髪の姿になると青鳥の能力を取り戻すのだろうかと推測します。
桃は曉斗から、今いる場所が神羽族の地下牢だという事を教えてもらいます。
そして、蛇族が牢に閉じ込められているのを見つけ、助け出そうとしますが、元々カギはかかっていませんでした。
蛇族の女の子は、ここは地下牢ではなく、金翅鳥のレストランなのだと桃に言いました。
隠された世界【42話】ネタバレ
蛇族の女の子が早く逃げろと言っている時に、天井の扉が開き、鳥が桃を襲ってきました。
主人の青鳥を失った痛みと満月の夜の復讐として、蛇族の男性がバラバラに引き裂かれてしまいました。
曉斗は、この鳥は金翅鳥で、ガルダという伝説の鳥だと説明します。
蛇を主食としていて、神羽族で最も強いとされている守護獣でした。
金翅鳥は、元々青鳥の護衛をしていたが、青鳥がいなくなってからは誰も制御できていませんでした。
曉斗は、サカツラガン族が金翅鳥を飼っていた事も知らなかった様子でした。
蛇族の女の子が、他の蛇族を守ろうと盾になっているのを見て、桃は女の子を助けます。
神鳥だか神獣だか知らないが、こんな風に命を傷付けるのは許せないと桃は怒り、金翅鳥に攻撃をします。
すると金翅鳥は言葉を発し、自分のそんな大口をたたいたのは「あの女」以来桃が初めてだと言います。
「あの女」とは誰の事だと桃が問うと、金翅鳥は、青鳥を死に至らしめた女だと答え、桃に襲い掛かります。
そこへ唄野がやってきて、金翅鳥が暴れている事に気づきます。
唄野たちは、青鳥が失踪してから狂暴化した金翅鳥を抑えるために蛇族を餌として与え続けていたのでした。
唄野の部下が、金翅鳥が激しく暴れている事に頭を悩ませますが、唄野は放っておけと言います。
自分たちは単なる地下牢の番人なのだから、金翅鳥のことはどうしようもないと答えます。
唄野は、今金翅鳥を服従させることが出来るのは一人だけだと言い、曉斗にもそれが分かっているだろうと曉斗を見やります。
唄野は、もし青鳥が再び現れ、金翅鳥の主人が戻って来たなら、金翅鳥の暴走は収まるだろうと考えていました。
隠された世界【42話】感想
蛇族を食べていた金翅鳥は、青鳥の守護獣だったのですね。
青鳥がいなくなって暴れるのを落ち着かせるために、唄野は幸摩とつるんで蛇族をとらえていたのですね。
幸摩のように自分の為ではなかったですが、自分の一族の為に蛇族を生贄にしているのは蛇族から見たらひどい話に変わりありませんね。
桃を神羽族の元に連れてきたかったのも、青鳥をおとなしくさせるためだったのですね。
でも、桃は弱水から出てからは青鳥の能力はまた封印されているみたいでした。
金翅鳥と戦っている時も蛇族の力を使って戦っていましたが、青鳥の力は復活するのでしょうか。
続きが気になります。