「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
潰れる家門を生かしてみます 前回のあらすじ
ベスがテラのもとへニルスを連れてきました。
ニルスは自分を信じてくれなかったテラに少し落胆しましたが、身を挺してニルスを守ろうとしてくれたテラを見て、テラの頼みなら何でもしようと心に決めます。
テラはニルスにお金を渡し、カイル皇子のもとへことづてを頼みます。
ニルスはカイル皇子に会い、テラのマネをしながらピーターの話をします。
ピーターの話の結末のないままニルスは話を終えますが、皇子はまだ伝達事項があるはずだとニルスに問います。
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潰れる家門を生かしてみます 18話 ネタバレ
ニルスはテラのマネをして皇子に話します。
殿下の貴重な時間をもらって接見してもらえたことは、私にとって大きなかてとなりました。
おかげで1つを失い3つを得ることが出来たと言います。
テラは自分の味方、自分の「過信」についての気づき、そして手本とすべき相手を得たと言います。
そしてテラは、自分の見た目など至らぬ部分が多いが見守ってほしいと話をしますが、皇子は見た目に関しては気にした様子を見せませんでした。
次に宮で会うときにテラの話に興味を持ってもらえたら、皇子に機会を与えると言います。
しかし、その機会は206ゴールドをテラに渡さなければならないと言います。
皇子はテラに「機会を与える」といわれても激怒せずに、ニルスにテラ同様皇子の口調をそっくりまねてテラに伝えるように命じます。
ニックは口を挟むなと言われていたのに何度もニルスの言葉に反応してしまったため皇子に罰を受けています。
それでもニルスの話の結末が気になって、皇子にその話の結末を教えてもらおうとします。
皇子は少しは自分で考えろと言いながらもニックに答えを教えます。
ピーターを殴った、子供たちのボスが皇子で、ピーターはテラの事だと。
そしてあの話の内容は、テラが諦めずに自分の実力を証明し続けるつもりだという例えだといいます。
ニックは、ではあの話は最終的には皇子を倒して自分が上になるという事かと皇子に問うと、皇子に呆れられます。
テラの伝えたかっとことは、「自分の力を証明して、自分を使う機会を皇子に与える」という事だと皇子は言います。その対価が206ゴールドだと言います。
皇子はエリオス家に潜伏している部下に、テラに関する内容もすべて報告するよう伝えます。
皇子とニックは、テラの事をどこかで見たことがあるような気がしていますが、理由が分かりません。
そして皇子は、自分を行政官3次面接の面接官にするように命じます。
皇子は3次面接の際にテラに実力を証明する機会をあげるとともに、テラが言う通り鼻っ柱をへし折るつもりのようです。
一方エリアス家では宿題の答えの発表が始まります。
テラは皇子からの伝言を思い出しています。
ボスに従う子供は大勢いるが、ただの木の斧を頼りに戦う子供の機会を欲しがると思うか、と。
1ゴールドが206ゴールドの値打ちを持った時にテラの機会を喜んで受けようと。
そこにロイド伯爵とアンドレ・ピットが入ってきます。
アンドレは、ワイン密輸を企てた詐欺師のゲリック・アントンが獄中で自殺したと先に伝えます。
そして一人づつ宿題の答えを聞いていきます。
ジェイソンは推測で「内偵」と答えます。
テラは、エリオス家の中に裏切り者がいるなど口に出せないので「分からない」と言います。
アリアは「皇子妃探し」だと言います。
そして最後にクロエが答えを発表します。
潰れる家門を生かしてみます 18話 感想
皇子に伝えたテラが失ったものとは、具体的に何を指していたのでしょうか。
「過信」でしょうか。ニルスの信頼でしょうか(しかし現在はもっと固い絆が出来ていますが)もしくは皇子からの信頼でしょうか。「気」は失っていましたけどね(笑)
まわりくどい言い回し方はテラも皇子も似ていますが、皇子の事を手本にすべき相手にするのはどうなのかなと自分では思ってしまいました。テラにあんな嫌味な性格にはなってほしくない…。
しかし、テラが見た目について話した時にはそんなの気にも留めていないような感じだったのは、見た目で人を判断しない人なのかなと思いました。
テラも、皇子に「次は宮で会うでしょう」など、行政官試験に受かるつもりなのは強気ですね。
ピーターの結末は、和解ではなく、協力だったんですね。
ちょうど皇子もテラを利用しようとしていたので、お互いの意見が一致していますね。
6ゴールド、やはり皇子に請求しましたね。詳しい理由はまだ出ていないので気になりますが。
皇子はエリオス家に既に部下を潜伏させているんですね。ずっと前からエリオス家は目をつけられていたということでしょうか。
そして皇子のテラへの返答!やっぱりすこしイラっとしますね~。
斧は、頭脳の事でしょうか。普通の頭脳を持つテラから皇子への協力を申し出られてもいらないと。
でも206ゴールド払う値打ちまでテラが自分を鍛えたら、テラを利用する機会を喜んで受け入れると。
ゲリック・アントンとは、ワイン密輸の詐欺師だったんですね。
私はお兄さんの死に関係があるのかと思っていたのですが、外れていました。
では、ロイド伯爵が神妙な顔をして「証人が死んだ」と言っていたのは、エリアス家の中の犯行グループの一味を探し出せなくなるという意味でしょうか。それとも、アンドレが「プレゼント」と言っているという事は、ロイド伯爵も犯罪に加担しているという事でしょうか。
自信ありげなクロエの答えはどんなものなのでしょうか。
続きが気になります。