「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
弱水に落ちた桃は、髪と目の色が変わり、曉斗の傷を能力を使って治しました。
桃は曉斗を洞窟に導き、中へ誘います。
後からやってきた唄野は桃が生きている事を感じ取っており、桃たちが浮翠閣にやってくる事を分かっていました。
浮翠閣の水面下は監獄になっていて、逃げだすことが出来ないシステムになっていました。
隠された世界【41話】ネタバレ
同じ神羽族の曉斗も、サカツラガン族の浮翠閣の真の姿を初めて知りました。
どうしてこの場所を知っているのか曉斗は桃に問いますが、桃は呆然としており、髪の色も黒色に戻っていました。
桃は、水に落ちてからの記憶が全てなくなっていました。
曉斗は、桃が銀髪の姿になると青鳥の能力を取り戻し、一時的に神羽族の領地について詳しくなるのだろうかと推測します。
桃が本当に青鳥だったなら、神羽族の元へ来たのは良くなかったと思いながらも、何が桃の青鳥の能力を呼び覚ましたのかと考えていると、桃が叫び声を上げました。
気が付くと、桃の服は水に濡れて透けてしまっていました。
今まで気が付かなかった曉斗ですが、桃が騒いだせいで気づいてしまいました。
そして、桃に恥ずかしがる必要はないと言いながら、失礼な言葉を言います。
桃は曉斗に腹が立ち、平手打ちしたうえに曉斗の上着を奪い取りました。
はたかれた曉斗は、青鳥の能力を持った時の桃を好きだと思っていましたが、それは錯覚だったと思おうとします。
浮翠閣の天井には何かの鳥の絵が描かれていました。
曉斗に、ここが神羽族の領地なのか、なぜ陰惨な雰囲気なのかを問います。
曉斗は、桃が自分で行きたいと騒いだせいで唄野に騙されて連れて来られた神羽族の地下牢だと説明します。
周りを浮力がほぼ無い弱水の真ん中に建てられている浮翠閣の中に入ったら、逃げ出すことはほぼ不可能だと言います。
桃は牢屋に閉じ込められている人が蛇族だと気づき、小さな子供までいること見て、牢から出してやろうと鍵を取りますが、牢の鍵はかかっていませんでした。
牢を開けて一緒に逃げようと言う桃でしたが、蛇族の女の子は、自分からもう一度牢を閉めて、桃に早く逃げるように伝えます。
もうすぐ時間だから、蛇族の人はここにいたらダメだと言います。
鍵がかかっていないのになぜ逃げないのかと問う桃に、女の子は自分たちは逃げられないのだと言います。
そしてここは地下牢ではなく、金翅鳥が蛇を食べるレストランなのだと言いました。
隠された世界【41話】感想
唄野は、自分の一族がいる浮翠閣に桃を連れて行きましたが、曉斗にはこちらで頼れる人はいないのでしょうか。
蛇族の女の子は、鍵が開いているのに逃げようとしませんでした。
周りが弱水で囲まれているので、逃げることを諦めているのでしょうか。
桃を自分の領地へ連れてきた唄野でしたが、ここで桃が鳥に襲われてしまうかもしれないのに心配ではないのでしょうか。
桃は浮翠閣からどうやって逃げるのでしょうか。
続きが気になります。