「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 45話 ネタバレ
ベスはテラを見て関心しています。
バーナードとの訓練を初めて9カ月でテラは健康的な体型になっていました。
テラに水を渡しながら感動するベスはテラが努力をして痩せた事をとても誇らしいと伝えますが、テラからはダイエットは今日までだと告げられて驚きます。
ベスはもう少し痩せたらドレスを着た時のシルエットもきれいになると言いますが、テラは他の令嬢たちみたいに痩せたいわけじゃないと言い、今でも十分に動きやすいのだと伝えます。
しかし納得のいかないベスは、テラの体型について言及し始めますが、テラは訓練のためにはこれくらいの筋肉はあった方がいいのだと言って断ります。
ベスはリバウンドを気にしているようでしたが、テラは訓練自体をやめるわけではないので、維持できると予測していました。
6カ月の中の変化で最も大きいのは筋肉をつけながら17キロの減量に成功した事でした。
憑依した時からテラは42キロの減量に成功したことになります。
テラはダイエットの目的誰かのためではなく、自分の健康のためだったからと言い、これ以上ダイエットをしないことに納得していました。
しかし減量は出来たけれど、全力を注いできた書記官の業務で功績も増えずに転出希望報告書にも返事がないので、少しも嬉しく感じていませんでした。
テラはカイル皇子が6カ月で首都へ戻してくれるわけがない事にも納得はしていました。
気が入っていないテラの様子を見たバーナードは訓練を終了するか確認しますが、テラは何かしていなければ耐えられないと言って訓練を続けます。
今は斧やバーナードがいなかった時のために近接護身術をバーナードから習っていました。
バーナードは護身術では防御ではなく攻撃が一番の目標だと説明し、攻撃のポイントを詳しく説明していきます。
そして20分後、ついにバーナードがキレました。
ずっと点数が増えずに意気消沈しているテラに、半月もその状態だと叱ります。
テラもうまくいかないことに落ち込んでいる事を認めました。
そこに首都軍行政部から2カ月遅れて書類が到着しました。
テラは仕事をしに行こうとしますが、自分の斧を片付けもしていないことに気づきます。
そこへバーナードはこのままくよくよするならもうやめるよう伝えます。
自分がついていくと決めた主君は今の主君の姿ではないとキツク言います。
テラもバーナードの言葉が正しいと認めており、この程度でやる気をなくすことは許されないと再認識しました。
そしてバーナードに弱音を吐いたことを謝罪し、明日からは泣き言は言わないと約束しました。
テラのやる気を起こさせ、静かに去っていくバーナードの後ろ姿に、テラはさすが未来の大将軍は違うと目を輝かせていました。
テラは自分に喝を入れていると、ダーボン安保協力部隊から3級下士官のブルーノと言う人が来ていると伝えられました。
いつも期限前日に来て急かすブルーノにテラは悪態をつきながら、今回は抜けなく記録できているのかと質問します。
もちろんだと言いながらブルーノはここの紅茶がおいしいとテラを誉めます。
再度ミスがないか確認をし、書類に目を通すと、支援物品が到着したら確認しに行く旨を伝えます。
ブルーノは紅茶を堪能しながら、テラは頑張りすぎなのではないかと言い、まるで浮気が妻にバレた男みたいに余裕がないと例えます。
それを聞いたテラはギャグのつもりなのかと引き気味です。
功績を得るためには頑張るしかないからとテラは答えますが、ブルーノは点数を稼いでも首都に呼ばれるだけだと言い、楽なここでの仕事を捨てて首都に戻りたがる人など聞いたことがないと返します。
そして面白い話をしてやるとブルーノが言いますが、テラは話半分で聞いています。
その態度を見たブルーノはテラによく集中して聞いた方が良いと前置きして、歩兵2団長の家に泥棒が入った話をします。
捕まった泥棒が目撃した事件について証言する代わりに減刑を願い出たとのことです。
その証言とは、20日ほど前に失踪した騎士団長だった指揮官二人を数日前に見たという事でした。
テラは正気に返って、誰を見たかともう一度問い返します。
ブルーノは興味が湧いただろうと言って話を続けます。
しかし妙な事にその証言が嘘だったのか、近くにある原住民の居住団地の家を確認したが、いなかったそうです。
密室があるとの話だったので隅から隅まで探したけれど見つからなかったそうです。
そこでその泥棒は、周辺の家があまりにもそっくりだから隣の家かもしれないと言い出したそうです。
テラはしかし本当かもしれないから再捜索をしてみてもいいと思うのだがと言いながら、自分が手を貸そうかと名乗り出ます。
テラは失踪者をみつければ実績が上がるからといってニヤリと笑いました。
潰れる家門を生かしてみます 45話 感想
ベスが言ったように、テラはダーボン編になってからいっきに痩せましたね。
ベスとしては貴族女性のようにすらりとなって欲しいようですが、それでは確かに斧を振りかざすのも大変になってしまう恐れもあるので、テラの判断は正しいかもしれません。
テラは失踪者を出してしまってからずっと落ち込んでいて仕事に気が入っていなかったようですね。
バーナードも多分初めは気の毒だと見守っていたのでしょうが、あまりに引きずるので我慢が出来なくなったようですね。
ここでテラを見捨てずに、喝を入れてやる気を出させることが出来たバーナードはすばらしいですね。
テラがやる気を出した矢先、落ち込む原因になった失踪者を見かけたという情報が入ってきました。
師匠のアンドレが追っている者たちの可能性も高まってきて、これを成功すれば大きな功績になって首都に帰れそうな希望が見えてきましたね。
本当に泥棒が言っていたようなアジトがあるのでしょうか。
続きが気になります。