「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
金烏の身体は毒素がむしばんでおり、金烏は生き延びるために子供の血液と交換をして腐敗を止めようとしており、それを知った鳳凰が激怒します。
自分の屋敷に戻った明庭は、金烏が本当は青鳥の身体と交換しようと考えていたと気づき、ちょうど金烏の従者が青鳥を訪れました。
青鳥は鳥の姿になって逃げ、力尽きたところ赤蛇に助けられたのでした。
隠された世界【61話】ネタバレ
夜明けに目が覚めた桃は、曉斗がまだ眠っているのに気付いて上着を曉斗にかけます。
過去の世界に戻った桃たちは、すでに二日過ごしていました。
桃は、泉で過去と未来がつながっているとしても、未来の者が過去に存在してはいけないと考えていました。
過去の人間には桃たちが見えませんでしたが、桃の能力は使えるようで、その能力で食料を調達していました。
桃が戻ると青鳥と赤蛇はまた言い合っていました。
桃は神羽族の復讐の元となり、蛇族に災いをもたらす青鳥をどうしたらいいのか考えていました。
青鳥は蛇族の地にとどまるつもりはないし、蛇族を救う事もしないと答えます。
しかし、神羽族に大事にされているはずの神鳥なのに蛇族の領地に来たことから察して、赤蛇は青鳥には行く場所がないと分かっていました。
赤蛇は、倒れていた青鳥のために薬を集めて調合して青鳥を治療したのに回復したら恩をわすれるのはひどいと抗議します。
それを聞いた青鳥は、ここに残る事以外ならどんな条件ものむと言いますが、赤鳥は青鳥に潜龍族の医者になってもらいたいのだと言って、永遠にとどまってもらうと強気で言います。
青鳥に漆黒の洞窟を照らす光になって欲しいと伝える赤蛇の言葉を聞いて、曉斗は赤蛇は口達者だなと桃に意見します。
曉斗は、桃がどう行動するか決めたのか確認しますが、桃はまだ決めかねていました。
曉斗は桃の気持ちを察して、「逃げるは恥だが役に立つだ」と言って、何もせずに現代に戻る事を勧めます。
桃もそうしたいと考えていましたが、不死泉(砕骨泉)を探しても帰る道が見つからないようでした。
その時、青鳥が赤蛇に不死泉に行って欲しいと頼んでいるのを二人は聞きました。
材料の貴重な花が蛇族の不死泉にしかないと聞いていて作れない薬があるようで、青鳥はそれを採ってくることで赤蛇の誠意を見せてもらおうと考えていました。
その言葉を聞いた桃と曉斗は、現在に戻るチャンスがめぐってきたと考えていました。
隠された世界【61話】感想
桃は蛇族の力はうまく使いこなせるようになっていましたね。
桃自体は、過去の世界に連れてこられましたが、悩みながらも過去に干渉する事はいけないことだと考えているようでした。
曉斗も桃に無理をさせるつもりはないようで、青鳥の事実を知ってどうこうしたいう様子ではありませんでした。
青鳥が赤蛇に花を取りにいってくれるように頼んでいましたが、青鳥はなにか考えての事だったのでしょうか。
それとも本当につくりたい薬があるのでしょうか。
桃たちはそれに乗じて現在に戻ることが出来るのでしょうか。
続きが気になります。