「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナは、両親が去ったことを確認してからリアブリックの声で家の外に出て出発します。
エレナが馬車に移動してから、リアブリックと同行していた騎士ローレンツは両親を殺害しようと家に侵入しますが、二人が既に逃げていたことを知り後を追います。
馬車の中ではエレナが悲しみの演技や、無垢でバカなフリをしてリアブリックを騙そうとしています。
思惑通りリアブリックは、エレナが自分の嘘にひっかかっていると思っていました。
エレナはリアブリックを油断させ、復讐を遂げるつもりでいました。
影の皇妃 9話のネタバレ
リアブリックは、馬車の中で自分の主がまだ娘の死を受け入れられずにお葬式もあげていないと教えます。
そしてエレナには「養女」としてではなく、実の娘としてベロニカ公女になって欲しいと伝えます。
リアブリックは、さりげなく「公女」と伝える事で、公爵以上の家柄、上級貴族になることをエレナに理解させます。
エレナはそれを聞いて喜び、新たな人生にときめく愚かな女だと演技をします。
リアブリックはエレナが望み通りの行動をして満足ですが、念を入れてベロニカ公女は、皇太子妃の候補とされていると教えます。
エレナは女性の夢だととても喜ぶフリをし、その喜びようをみたリアブリックはチョロいと感じています。
リアブリックはエレナが偽物だと気づかれないように自分がしてみせると言い切ります。
お芝居に疲れたエレナは、リアブリックとの会話をやめて両親の事を考えます。
北の険しい山脈を抜けて辿り着くベシリア帝国は、追跡から逃れられる最も確実な場所でした。
エレナは、新たな名前となって、5年後にまた両親と会えることを望んでいました。
海辺の独立都市サイレンスで宿泊していたエレナは朝から演技をしています。
両親にちゃんと最後に挨拶をすれば良かったと言い、頼れるのはお姉様(リアブリック)だけなのだと言います。
リアブリックは自分をお姉様と呼べと言っていないのにエレナが言った事に違和感を感じていました。
そして、自分の事はリブと呼んでいいと伝えます。
するとエレナはすぐにリアブリックの事をリブと言い、リアブリックはまたエレナを騙しやすい子だと思います。
エレナはリアブリックが今日か明日に両親が逃げた情報を知る事になり、エレナを疑うだろうと予測しています。
そしてエレナの行動が本心なのかフリなのかを疑うようになるだろうと考え、これからリアブリックとの闘いが始まる事を覚悟していました。
影の皇妃 9話の感想
リアブリックは自分でははっきり伝えずに、上級貴族の娘になる事を伝えていましたが、これも人を操るための策略なのでしょうか。
今のところはリアブリックはエレナの事を「操りやすい子」だと考えているようですが、エレナがリアブリックを「お姉様」と呼んだ時には少し引っかかっていましたね。
両親が逃げたと分かってからは、リアブリックはエレナを単純な娘と思わなくなり、エレナも行動しづらくなりそうですが、エレナは他のリアブリック対策はしてあるのでしょうか。
両親の逃走をしったリアブリックはどのような行動に出るのでしょうか。
続きが気になります。