「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
宴のあと、リアブリックはエレナにレンとどんな話をしたのか詳しく問います。
エレナはレンを突き飛ばしたと言いますが、剣術の天才が女性の力で転んだと言う話を聞き、リアブリックはいぶかしみます。
エレナがマダム・ド・フランローズにハンカチを渡したと言う話をすると、リアブリックはエレナの礼儀作法がまだまだだと言い、エレナだとバレないようにするために脅しました。
フューレルバードは、エレナの命令を聞かなかった事を詫びます。
そして、何でも罰は受けると言うので、エレナはフューレルバードに手袋を取るように命じ、そこにLという文字を刺繍しました。
エレナはその手袋を肌身離さず付けているようにフューレルバードに命じます。
翌日、エレナの元にマダム・ド・フランローズがやってきました。
影の皇妃 29話のネタバレ
エレナはマダム・ド・フランローズと一緒にお茶を楽しんでいます。
マダム・ド・フランローズは、エレナがハンカチをくれたことに驚いたと話をし、心を動かされたと言います。
リアブリックもエレナが失態を起こさないように見張りとして同席しますが、マダム・ド・フランローズがエレナに心を開いたことを知って、世間から高い評価を受けているわりに見る目がないと考えていました。
エレナはマダム・ド・フランローズと二人きりになるためにリアブリックに退席してもらおうと考えます。
そして、わざとリアブリックの服にお茶をこぼし、着替えのために席を外させます。
二人きりになったエレナは改めてマダム・ド・フランローズに挨拶をします。
自分に真実を知られたマダムは元気でいられたわけがないだろうと言い、エレナはマダムと御者との恋物語を自分だけ知っているのはもったいないと言ってマダムを脅します。
怯えたマダムは地面に伏し、何でも言う事を聞くからこのことは秘密にして欲しいと懇願します。
しばらくしてリアブリックが戻ってきたときには二人の話はついていました。
リアブリックが二人でどんな話をしていたのか問いますが、エレナはレディとしての在り方と作法について話していたと白を切ります。
そこでマダムはハンカチのお返しをしにやってきたと話し始めました。
エレナに大事な侍女を送ると言う言葉を聞いたリアブリックは驚きます。
その時事は礼儀正しく分別のある子で、器用な子なので気品あふれる公女様にぴったりだと言います。
とても喜ぶエレナは、リアブリックの支持を仰ぎます。
リアブリックはその侍女にエレナの正体を暴かれる可能性も考えますが、監視役もつけたのだからバレても十分食い止められると判断し、エレナに受け取るように指示します。
エレナはとても喜んだ演技をし、マダムにお礼を言います。
エレナはリアブリックが席を話している間にマダムに「メイ」という名の侍女が欲しいと頼んでいました。
その侍女を自分にくれたら、大公家の名に懸けてマダムの秘密を守ると約束をしていたのでした。
大公家にメイがやってきました。
侍女が一人メイを待ち受けていて、メイは彼女に挨拶をしました。
影の皇妃 29話の感想
いつもはリアブリックに脅されているエレナは、今回は逆にマダム・ド・フランローズを脅していました。
マダムはすごく怯えていましたが、侍女を渡せば秘密は暴露しないと聞いたら、すぐに決心したようでしたね。
マダムにとっては2年間しか働いていないメイはそれほど大事な侍女ではなかったようですね。
急ぎやってきたメイをわざわざ一人の侍女が待ち受けていました。
メイが勝手な行動をしないようにリアブリックが指示したのでしょうか。
メイはエレナに対してどのような態度をとるのでしょうか。
続きが気になります。