「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
オーディション会場に来た桃は、美容室のおかげで別人のようにきれいになっていました。
美容室に頼んだ暁斗自身も、桃の変貌ぶりに驚いていました。
桃は愛夢だけを守るつもりでしたが、暁斗は失踪事件そのものを解決しようと考えていました。
桃のオーディションがすぐに回ってきて、急いで愛夢にもらったスプレーをしますが、それがクレンジングスプレーだったために、桃の化粧がひどく崩れてしまいました。
化粧直しに行こうとしたところ、桃は蛇族の蒼汰とぶつかってしまいました。
化粧がくずれた桃の顔を見て、蒼汰は自分への挑戦状かと話しかけました。
隠された世界【22話】ネタバレ
桃は蒼汰の事を知りませんでしたが、蒼汰は有名メイクアップアーティストで、「クリス」という名前で活動をしていました。
クリスは崩れた桃のメイクを見て、化粧直しを手伝ってくれると言います。
化粧をするにあたって、化粧を演出にマッチさせるために桃がどんなパフォーマンスをするつもりなのかクリスが聞きます。
桃は、自分には何も才能がないし、今の格好も偽りの姿だとクリスに伝えます。
そんな桃にクリスは、メイクは本当の自分を見つけるためのもので、才能は血統として桃に伝えられているものなのだと言い、桃の隠れた才能を分からせるとメイクを始めます。
オーディションで、桃の名前が呼ばれますが、化粧直しでなかなか出てきません。
原因をつくった愛夢は、きれいになっていた桃が、いつも通りの姿に戻って出てくることを期待しています。
やっと出てきた桃は、化粧だけでなくマニュキアやヘアメイクもしていて、もっと綺麗な姿になっていました。
自分の思惑が失敗し、暁斗も桃に釘付けになっている姿を見て、愛夢はイライラしてしまいます。
暁斗は、桃が蛇族ではなく、神羽族でも踊れる人がほとんどいないという神羽族の祭神の舞を踊っていることに困惑します。
桃に見惚れていた暁斗は、兄の浩樹が蛇族の女性は美しく、その美貌で罠を仕掛け、近づいた者を絞め殺すので気をつけるよう言われていたことを思い出します。
その時暁斗は怪しい話し声をキャッチします。
その者は桃を神羽族の舞を踊れる美しい獲物と言い、桃が欲しいと言っていました。
隠された世界【22話】感想
林田先生に会った時に蒼汰は「クリス」と呼ぶように言っていましたが、アーティスト名だったのですね。
蒼汰は桃が林田先生と話していた蛇族の女の子だと気づいていたようですが、桃も「ニオイ」がしないのに、よく分かりましたね。
大学で桃の姿などを林田先生に教えてもらっていたのでしょうか。
桃は「蛇族」ではなく「神羽族」の舞を舞っていましたが、やはり蛇族と神羽族のハイブリッドなのでしょうか。
オーディションですぐに桃は敵に目をつけられました。
連れてこいと言われていましたが、桃はこの先どうなるのでしょうか。
続きが気になります。