「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
クラディオス・デ・シアンはエレナが最も愛した男でしたが、彼はエレナを憎んでいました。
皇太子の前の皇后は、エレナを皇后にするために大公の手の者に毒殺されていました。
最後に覚えた人物は、ベロニカの遠い親戚のレン・バスタージュでした。
バスタージュ家は百年条約のせいで大公家に絶対服従させられており、その理由で大公家からさげすまされていました。
レンは以前、エレナを初対面で偽ベロニカだと気づきました。
リアブリックは、今からは実践をするとエレナに伝え、二日後には大公家に行く事を告げました。
影の皇妃 14話のネタバレ
リアブリックは、大公家に行く馬車の中、エレナが緊張を顔に出していると注意します。
そこであがってしまって、二度返事をするエレナに、ベロニカのマネをするだけではダメだと、ベロニカになりきるように伝えます。
もじもじするエレナでしたが、それは全て演技でした。
リアブリックは、エレナを連れてくるのを急いだ理由、大公家初代当主のロゼルト公爵殿下の生誕の宴までには完璧な公女になっておくようにと指示します。
大公家に着くと、フランツェ大公が出迎えに来ますが、女神ガイアの慈愛だと言ってエレナの手を取ると、エレナは怖気立ちました。
部屋へ入れた大公は、エレナをまるでベロニカを見ているようだと褒めます。
エレナを部屋へ行かせた大公は、リアブリックを褒めます。
そしてエレナの事を卑しい小娘とさげすみます。
リアブリックもエレナは見掛け倒しで学がないので、言葉を交わせばぼろが出てしまうと言います。
宴の時の対策を伝えるリアブリックは、皇宮に動きがあった事について話をします。
エレナは侍女の名前を一人づつ呼んでいきます。
そしてアンを睨みつけました。
アンが話すと、許可もなく話すなと言い、謝ると、学習しない者に仕事が務まるのかと詰め寄ります。
アンは、自分の何が気に障ったのだろうと震えながら考えます。
しかし、現在のアンに落ち度はありませんでした。
5年後、エレナが大公に連れ去られそうになっている時に、アンは兵士を呼ぶように言いつけたエレナを無視して去っていきました。
気が利いて自分のいう事を良く聞いてくれたアンを以前は信じていましたが、死ぬ間際にアンがリアブリックの味方だと分かったのでした。
侍女に冷たい態度をとったエレナですが、みんなが緊張しすぎだったからからかったと言って今の行動は冗談だと言います。
そしてアンにも優しく、真に受けないで欲しい、これからもよろしく頼むと伝えます。
しかし心の中では、今はしないが、アンにも復讐をするつもりでいました。
エレナはベロニカの部屋に行きますが、ベロニカが使っていたものに触れたくもないと考えていました。
そして侍女たちに部屋のものを全て新しくするように、全部捨てるように命じました。
影の皇妃 14話の感想
エレナもずっと演技をし続けてしんどいでしょうけど、大公のタヌキっぷりもすごいですね。
手までとって感激を表すとは、エレナ顔負けの演技力です。
エレナは、侍女に対してはかなりキツイ態度をとっていましたが、リアブリックに告げ口されたりする心配はないのでしょうか。
アンはどの時点でリアブリックに加担したのか分かりませんが、初対面で脅されて、その後には部屋の調度品を全て捨てるように命令されて、アン以外の侍女にも怖い主に思われるのではないでしょうか。
エレナの行動に、大公家の人々はどのような対応をするのでしょうか。
続きが気になります。