「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
潰れる家門を生かしてみます 前回のあらすじ
テラは、自分が考えている「変数」とはカイル皇子の事だとロイド伯爵に伝えます。
エリオス家が他の皇子達にも軍士を派遣しても怒らなかったのは、一定期間無償で増兵出来るメリット以外に、その軍士を自分の虜にして、派遣ではなく完全に自分の騎士団にさせることが出来る可能性があったからでした。
テラはその対策に、もしそのようなことがあれば他の皇子達に派遣させている軍士も皇子達に与えてしまおうと考えています。
ロイド伯爵は、ビビアン皇后の対策をどうすればいいかとテラに問います。
テラは、ロイド伯爵に無能なフリをするように提案し、シナリオも作成しました。
面接に向かうテラは、スカートの下に訓練服を着ていました。
それは、ジェイソンがテラに恥をかかせる事に対する対策に準備したもののようです。
テラは簡単にジェイソンに恥をかかされるつもりはありませんでした。
→「潰れる家門を生かしてみます」24話のネタバレはこちらからチェック!
潰れる家門を生かしてみます 25話 ネタバレ
テラは縁起の悪い夢を2度も見て、少しナイーブになっていました。
テラは小説の作者が、この物語でエリオス家が一番気の毒な家門だと言っていた事を思い出します。
後継ぎに有能な者がいなく、王族の庇護を受けている立場になく、プライドが高くて権力者に頭を下げることが出来ない家門なので、エリオス家は最も最初に排除されると言うのです。
テラは、物語通りのエリオス家の滅亡を何としても食い止めようと思案しています。
行政官の面接試験会場は皇宮で行われています。
既に待機している貴族たちは、地方貴族と首都圏の名門貴族にはっきり分かれていました。
ローガンは一人椅子に座り、その周りを付き人のように学友が囲っていました。
ローガンの学友はテラをバカにしますが、ローガンは別に何とも思っていません。
ローガンは、長男だったブランドンが、なぜテラを気に入っていたのかを不思議に思っています。
遠くにいたテラとローガンの視線が一瞬合いましたが、テラはローガンにあまり好意を抱いていないまなざしを送っています。
ローガンはそのまなざしに違和感を感じましたが、一瞬の事だったので考えすぎかと思いあまり気にしませんでした。
面接が始まるにあたり、受験者に説明をされます。
全部で面接は3回行われ、個人面接・実技面接・団体討論面接があり、団体討論が一番重要視されるようです。
他の受験者は、物語の内容を知らないので、今回の試験で面接がこんなにも重要視されることは知らず、戸惑っていました。
テラは前世でのインターン面接を思い出していました。
そして、今回の面接で有名になる登場人物を何としても探し当てようと考えていました。
ジェイソンも仲間とテラの悪口を言っています。
ジェイソンは、大勢の前でテラに恥をかかせたら少しは大人しくなるだろうと言いながら、テラがプラチナ鉱山を手に入れた事にも腹を立てていて、おもいっきりテラをにらみつけていました。
テラはジェイソンの敵意に気付いていましたが、まずは面接で有名になるという登場人物を探すことに集中します。
一次面接中にもテラの悪口とエリオス家の噂が流れていました。
どうやらエリオス家以外にもポートランド公爵家が全員筆記試験に合格していましたが、それもビビアン皇后が手を回していたようです。
ビビアン皇后の話をする者達に、別の受験者がその名前をあまり出さないほうがいいと進言します。
テラはその面接での悪口に対し、筆記試験は実力で受かったのに皇后のおかげのように言われていたことに腹を立てていました。
1次面接は、第1皇子のフランツ・アムールによって行われました。
フランツ皇子は、テラの志願部署が治安部だと知り驚きます。
皇子は、部署確定までは時間があるので、当主と相談をして決めたらいいと促し、テラの面接が終わりました。
テラは、自分の面接時間が短い事に憤り、絶対に治安部に入ると決意しました。
潰れる家門を生かしてみます 25話 感想
そういえば今回の面接もズボンを履いていくのかと思っていましたが、違いましたね。
ローガンもジェイソンと同じように、仲間に対して偉そうな態度をとっていましたね。
私のイメージでは大人しく、テラにもジェイソンにも我関せずな性格なのかなと想像していましたが、全然違いました。
テラがローガンに向けていた視線の意味も気になります。
ジェイソンの友人が「テラが志願した治安部のおかげでやりやすくなった」と言っていたのは、テラへの嫌がらせのことを指しているのでしょうか。
面接内容の変更で嫌がらせを実行出来るか分からなくなったけどテラが治安部に志願したおかげで逆にやりやすくなったということなのでしょうか。
でも、既にテラが「プラチナ鉱山」を手に入れたことを知っているなんて、情報を仕入れるのが早いです。
テラが志願した「治安部」は、女性が志願するような部署ではないようですが、どういった仕事内容なのでしょう。
レクトン街などの治安維持やアンドレ・ピットなどの闇社会との対応、カイル皇子がやっていたような密輸の監視などになるのでしょうか。
それにしても貴族はゴシップ情報が流れるのが早いですね。
全員がテラに対して悪意のある噂しかしていませんでしたが、それはテラが引きこもって貴族間の交流をしていなかった事にも原因があるのではないでしょうか。
縁起の悪い夢を見たこともあってか、今回はテラがキレキャラっぽくなっていたように感じました。
どうでもいい事ですが、バーナードに4日間連続訓練を受けて少し痩せたように感じたのですが、気のせいかまた少し元に戻った感じがしました。
テラが1話目の痩せた姿になるのはいつ頃になるのでしょうか。
テラがジェイソンの対策に訓練服を着ていたので2次面接の実技試験で、ジェイソンが何か仕掛けてくるのかなと推測してます。
一体テラにどんな恥をかかせるつもりなのでしょうか。
続きが気になります。