「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
ディアナに話しかけてきたのは傭兵だったハンスさんでした。
ディアナがまだ魔物狩りをしていると聞いて、最近騎士団が大人数で近くを通ったという情報を教えてくれました。
龍が刻まれた赤い記章があったので、皇太子の騎士団だということが分かりました。
そこへディアナに声をかけてくる男の姿がありました。
エイミーは持ってきた魔法の本を読んでみますが、「すべての呪文が祈りである」事以外は理解が出来ませんでした。
首飾りと同じ紋様の魔法が「マタリ」という事までは分かりましたが、そこから先は分かりません。
夜になり、リノクと魔法の本の話をしているところへ、入口の方から大きな音がしました。
エイミーが様子を見に行くと、そこにはディアナの姿がありました。
→姉が男主人公を拾ってきた 14話ネタバレはここからチェック
姉が男主人公を拾ってきた 15話 ネタバレ
エイミーがドアを開けると、息を切らしているディアナの姿がありました。
ディアナは、森の中の侵入者をまいてくるから、その間エイミー達は物置小屋に隠れているように指示してきます。
エイミーは侵入者と聞いて、皇太子の騎士団のことではないかと直感します。
もしそうだとしたら、エイミーが知っている話よりかなり早まっています。
エイミーがディアナを追ってきた者が誰かを確認すると、ディアナは傭兵だと言います。
町に居座っていた傭兵とひと悶着あったようです。
気をつけるように姉に言うエイミーでしたが、ディアナは「人間は魔物より怖くない」と言って去っていきました。
エイミーはリノクが今の話を聞いていたことを確認すると、リノクは最低でも三人の気配がするといいます。
隠れようと促すエイミーに、リノクはなぜ戦ってはいけないのかと聞いてきます。
テテスの毒がまだ残っているので甘く見るな、下手をしたら死んでしまうとエイミーはリノクを諭します。
リノクは、姉のディアナの事は心配じゃないのかと聞いてきます。
エイミーはディアナの事は心配だけど、強いので大丈夫。問題は傷を負っているリノクと、戦う力のない自分だと言い、早く隠れるよう促します。
しかし隠れる場所を探しているうちに、傭兵に見つかってしまいます。
どうやら、ディアナはマッカーサーという男を殴ってしまったようです。
やってきた傭兵を動けなくするために5分時間を稼いでほしいとエイミーはリノクに頼みます。
しかし、リノクは5分も生かしておく必要があるのかと言い、傭兵を殺してしまいます。
冷静にその後の対処を聞いてくるリノクに、エイミーはショックを受けてその場に座り込みます。
手も震えてしまっています。
自分が怖いかとリノクは聞いてきます。
誰よりも強い大公リノクの残酷の面を見て正直怖いと感じているエイミーでしたが、自分を助けてくれたのだから、リノクの事は怖くないと言います。
それを聞いたリノクは、エイミーが星の空に浮かぶ星のようだ、夜だけではなく、昼のエイミーも見てみたいと伝えます。
姉が男主人公を拾ってきた 15話 感想
リノクは、人の気配を、それも大体の人数まで分かるのですね。
昔はどれほどの剣の達人だったのでしょうか。
ディアナも町にいた傭兵をのしちゃうなんて、結構なじゃじゃ馬ですね(分かってはいましたが)。
一人で何人もと戦うことにならなければいいのですが。
リノクは相変わらず強いですね。でも無表情で人を切ってしまうなんて、やはり感情はあまり持ち合わせていないように感じます。
しかし、今回もしっかりエイミーを口説いている!リノクはエイミーにベタ惚れですね。
ディアナは無事戻ってくることができるのでしょうか。
続きが気になります。