3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
家族で買い物をした日、ユージンに背負われていたハリは、ずっと謝っているユージンに対して寝たりをして言葉を返しませんでした。
その日帰ってからユージンは長い間両親と話し合っていました。
それ以来エルンスト家の雰囲気が変わりました。
一人を好む人たちが、家族でお茶会を開いたりしました。
そして母親は、医者に診てもらっているようです。
別の日、両親がハリの未来の旦那様のバスティーエ家を招く話をしています。
そして、その子供たちも来るだろうということを聞いて、ハリは幼少期の旦那様がどんな風だったのか気になっています。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!15話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 16話 ネタバレ
ハリは未来の旦那様、ヨハネス・バスティーエと初めて会った日のことを思い出しています。
縁談がほぼ決まってはいましたが、ユージンは最終決定をハリに託してくれていました。
ヨハネスは、ハリの事を見かけた事があるようですが、直接挨拶するのは初めてでした。
彼はとてもとても紳士的で、一緒にいて心地よかったので、ハリは結婚を決意しました。
早く家を出たい一心で、打算で結婚を決意したハリでしたが、ヨハネスは人格者で、ハリも彼のことを素敵だと思っていました。
それと同時に、なぜハリとの結婚を決めてくれたのかという疑問と、ユージンがこんなにいい人を勧めてくれた意図が分かりませんでした。
小さくなってしまったハリは、従者に嫌いなものを食べられたのだと言って褒めてもらい、頭をなでてもらいます。
小さくなったことで、人に頭をなでてもらえる事については、ハリは良かったと考えています。
今回小7歳の姿に戻って初めて、誰かに褒めてもらえる喜びを知ったのです。
しかし、両親に褒めてもらう事は3人の兄弟を傷つけてしまうから、それを避けて従者に褒めてもらっていました。
中身が大人のハリは、3兄弟にはまだ親の愛情が必要なのだと理解しました。
その愛情を奪ってしまったことで、昔のハリはいじめられていたのだと認識します。
そんな3兄弟の嫉妬心や寂しさを理解してしまったので、3人を憎めなくなり、一発ずつ殴れたらいいやとそれ以上復讐する気は起らなくなりました。
そして3人の事を憎めなくなり、復讐する必要もなくなったので早く20年後に戻りたいとハリは願います。
ある日、キャベルがハリにかくれんぼをしようと声を掛けてきますが、ハリを「ホコリ女」と呼んでいます。
20年後に戻りたいと願ったのに、まだ戻れない事に落胆しているハリは、イラついていて、自分のことを「ホコリ女」と呼ぶ人とは遊びたくないといいます。
キャベルは、ハリがこの名前を気に入ったのだろうと言いますが、ハリはいつの事か理解できません。
ハリは、ホコリは自分の意志では動けないと伝え、他の人と遊んでと言って寝ようとします。
すると、キャベルはあわててもう「ホコリ女」と呼ばないから遊ぼうと言いますが、ハリはでも嫌だと断ります。
頑固に遊んでほしいとキャベルがせがみますが、寝不足だったハリは、眠ってしまいました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 16話 感想
家を出たいという願いでヨハネスとの結婚を決めたハリですが、ユージンはとてもいい人を選んでくれたみたいですね。
それも決定権はハリにゆだねてくれるなんて、やっぱりユージンはいいお兄ちゃんですね。
キャベルはハリが「ちょろい」というだけあって、ハリが遊んでくれない理由を言うと、すぐに呼び方を変えると言ってくれていましたね。
おそらくキャベルは嫌がらせで呼んでいたのではなく、ハリがどんなにその呼び方を嫌がっているかとかは理解せずに使っていただけなのでしょうね。
ハリが「ホコリ女」の名前を気に入ったとは、いつの事でしょうか。
次回は子供の頃のヨハネスが出てくるのでしょうか。
続きが気になります。