3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
キャベルはヨハネスに雪玉をずっと投げ続けています。
ヨハネスの妹ルイーゼはキャベルを止めようとしますが、男の戦いだといい相手にしません。
「もうやめて」と音をあげるヨハネスを見て、ハリは少し自分の思っていたヨハネスと違うと思いますが、ハリを守り続けてくれているヨハネスを見て考え直します。
ハリはキャベルに体当たりをして雪玉を投げるのをやめさせ、ケーキのチョコレートプレートでキャベルを釣って家の中へ戻らせます。
ハリが王子様のようにヨハネスに手を貸して起き上がらせます。
ハリは、ヨハネスに名前がかわいいと笑顔で言われて、ハリはヨハネスを守る決意をします。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!19話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 20話 ネタバレ
ヨハンとルイーゼは食事中もハリを憧れのまなざしで見つめています。
ヨハンの父親はヨハンとキャベルも同い年だから仲良くしてほしいと言うと、今まで雪玉でやられぱなしだったヨハンはナイフを落として震えます。
ルイーゼも兄をいじめていたキャベルに対して大嫌いと言います。
それもみんなが驚くほど何度も嫌いだと宣言しました。
しかし親の心配とは別にキャベルは何とも思わず、おいしそうに肉をほおばっていました。
代わりに両親がキャベルの粗相を詫びました。
やっぱり自分がヨハン達を守らなければと決意するハリでしたが、憧れのまなざしで見つめることはやめて欲しいと思っています。
エーリッヒはまだ立ち直れていないようでしたが、ハリは母親が何とかしてくれると気にしないようにします。
ヨハンが嫌がっている事にも気づかずにまた雪合戦しようと誘うキャベルを見て、ハリはキャベルの口に肉のあぶらがついていると嘘をついて思いっきり口を拭いて腫らせた後、無理やり部屋へ戻らせます。
キャベルの口をふくハンカチを貸したヒューバートは、二人の姿を見てハリはキャベルの事が好きでよく面倒を見てあげているのですねと、若いのに素晴らしいとハリの頭をなでます。
ヨハンもそれを聞いてハリはいい子だと褒めますが、実際は口を無理やりゴシゴシ拭いたりしていじめの仕返しをしていたので、ハリの良心は痛んでしまいます。
ユージンはヒューバートがハリの頭をなでていたのを見て、子供嫌いの彼といつ仲良くなったのかと聞きます。
ハリはまだユージンを敵視しているので、何か用があるのかと冷たく聞きます。
ユージンは撫でようとしていた手を止め、何でもないと去っていきます。
何だったのだと思っているハリに、ヨハンが横から頭をなでます。
急にどうしたのかと問うハリに、ヨハンはユージンの用事とは、ハリの頭を撫でに来た事なのではないかと言います。
しかしハリはそんなこと絶対にありえないと言い切りました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 20話 感想
ハリはヨハンにもルイーゼにもとても好かれましたね。
ハリは尊敬のまなざしで見つめられるのを嫌がっていましたが、将来結婚する人と仲良くなれたのは良かったと思います。
それにしても、ルイーゼがあんなにキャベルを嫌がっていたのに、本人は全く気にしていないところがある意味すごいと思いました。
それだからお尻をバンバンたたかれたり口元をゴシゴシ拭かれても他意があると気づかなくてハリにちょろいと思われるのでしょうが…。
ヒューバートは子供嫌いだったのですね。
褒めてもらいたい一心で話しかけていたハリはその事には気づかなかったのでしょうね。
ヒューバートも慣れていて、自然にハリの頭を撫でていましたね。
ユージンがハリの頭を撫でに来たのは何に対してだったのでしょう。
キャベルからバスティーエ兄弟を守った事を褒めにきたのでしょうか。
ユージンはハリをアリナと別人と見ようとしてきていますが、まだハリとの距離の取り方が分からないので、戸惑っているのでしょうね。
ユージンはハリとの距離を縮める事ができるのでしょうか。
続きが気になります。