「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 67話ネタバレ
テラは馬車に乗り込んできた者に驚き、斧を構えました。
その者は「私だ」と言って、テラが久しぶりだからと師匠の声を忘れるなどひどいのではないかと少し非難します。
フードを取った姿は、アンドレでした。
テラが驚いたとアンドレを責めます。
アンドレはそんなことよりもテラの姿がすっかり変わってしまってほっぺの肉が落ちてしまっていることを残念に思っています。
テラはそれに対して書いての同意なしにほっぺたを触るのは犯罪だとアンドレを非難します。
それを聞いたアンドレはあわてて、今度は許可を得て触ると言いますが、テラは次に触らせる事はないと断言します。
テラはアンドレがテラの屋敷のスパイから報告を聞いたから会いに来たのだろうと推測します。
ベスは二人のやりとりにうろたえますが、テラが大丈夫だと言うので少し落ち着きます。
そこでアンドレはテラに、久しぶりに会ったのに元気かどうかも聞いてくれないのかと問います。
それを聞いたテラは、アンドレは毒にやられて生死をさまよった自分よりも元気そうだと言い返します。
テラが死んだら生きる楽しみが減るからすごく心配したのにきつい言い返しをされて少しうなだれます。
そしてアンドレはテラに本題を話し始めます。
トリカブトを注文したのはこの1年間では皇宮の庭園部とテラにとって不利な場所であるエリオス製薬だけだと伝えました。
エリオス製薬のトリカブトは、テラが直接注文するように頼んだものでした。
それを聞いたアンドレは面白がります。
なぜテラがトリカブトを頼んだのかを問い、テラが事件を企んだにしてはお粗末すぎると言って理由を教えて欲しいとせっつきます。
テラはこの事件の説明をどう言って切り抜けるか考え、カイル皇子にも話す羽目になるので、アンドレで先に信じてもらえるか試そうと考えます。
テラはここまでタイミングよく偶然が重なるとは思ってもいなかったと言い、エリオス家がこの事件に関わると分かっていたらトリカブトの研究をするつもりもなかったとアンドレに伝えます。
アンドレは何も言わずにテラをじっと見つめ、誤解を受けても仕方のない状況だと言い、何か対策はあるのかと問います。
テラはアンドレに今の言葉を疑わないのかと問いますが、アンドレはテラがそう言うのならそうなのだろうと信じてくれます。
テラはこれはテラに対する信頼か、テラを弟子に選んだアンドレ自身に対する信頼なのかどちらなのだろうと考えます。
今回の事件のせいで軍部機密漏洩事件が公にならなかったので、カイル皇子もそちらをもみ消すための事件ではと考えているだろうとアンドレは話します。
テラも二つの事件があまりにも重なり過ぎていると伝えます。
アンドレがそろそろ帰るというので、テラは最後になぜこの事件でアンドレが大々的に動いたのかを問います。
アンドレは自分の弟子のせいで帝国民が苦しむのを放っておけないと言いますが、テラは後先考えずに行動するものを弟子にした事実にプライドが傷ついたせいではないかと伝えます。
それを聞いたアンドレはそれを否定して、「罪悪感だ」と言って急いで馬車を降りようとします。
その前にテラはスコーピオンのボスならすぐに捕まって死刑になるのではと言いますが、アンドレは黒社会にはとても有能な弁護士が大勢いると言い、それが難しい事を伝えます。
アンドレはテラに、カイル皇子との謁見を頑張るように伝え、自分の馬車に移っていきました。
テラは皇帝殺害未遂事件の特殊チームの調査室に通されていました。
テラはカイル皇子と接見し、なぜ自分が参考人として呼び出されたのかと問います。
カイル皇子はテラには良心がないのかと問います。
テラは嫌味を言われて、知らないフリを続ける事に決めました。
しかし、カイル皇子がつぶやく単語を聞き、最後の機会だと言われたことを最後に、カイル皇子に知らないフリは通用しないと理解し、カイル皇子に今までの態度を謝罪しました。
そして、テラはひとつずつ説明すると誓います。
テラはきっかけとなった良薬の本の話から始め、本当にこんな事件が起こるとは思っていなかったと伝えます。
ジョシュに宮に行くように言ったのは、ドラゴンフルーツが納められるのは宮なので、問題が起こるとしたら皇宮だろうと予測しての事だったと言います。
テラの説明にカイル皇子はまだ疑いを持っています。
テラは引きこもっていたせいで自分には妄想癖があり、その癖が出てしまったようだと弁解します。
テラは今の即興の言い訳は筋は通っているがカイル皇子が信じてくれるかを心配しています。
カイル皇子は一応納得しますが、そのテラの妄想にエリオス製薬が同調したということに疑いを持ち、それを自分に信じろと言うのかとテラに問い詰めました。
潰れる家門を生かしてみます 67話 感想
アンドレはすごい登場の仕方をしましたね。
ベスがおびえていました。
アンドレは痩せたテラよりも、前のぽっちゃりのテラの方がからかいがいがあって気に入っていたようですね。
でもテラにセクハラだと指摘されて慌てていたところは面白かったです。
テラはアンドレで事件に関する弁明を試してみようとしましたが、アンドレがあっさりと信じてしまったので練習になりませんでした。
そして、やはりカイル皇子はテラの即興の弁明に関してもおかしい点を見逃さずに突いてきました。
テラはカイル皇子の疑惑を解くことが出来るのでしょうか。
続きが気になります。