「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 62話ネタバレ
カイル皇子は宮へ通じる全ての出入り口を閉じて、さらに治安部の特殊チームをすぐに編成するようウォルターに命じました。
そして封鎖後にはすぐにパーティー参加者の全員を調査すると断言しました。
事件を起こした犯人を捜すのに時間がかかりそうだと知った王は、身分の上下を問わずに必ずその代償を払わさると断言しました。
カイル皇子は、パーティーに出ていた者のほとんどが高位層の貴族なので、丁重に扱わなければならない故に調査するのに面倒な手続きが必要になる事を予想しています。
その後の手続き方法を思案しているところに、ちょうどテラの兄のジェイソンが立ち尽くしているのに気づき、舌打ちをしました。
ようやくテラが自分の屋敷に着くと、既に皇宮の近衛兵が家の入口に立っていました。
バーナードが近衛兵に理由を聞いてくると、エリオス家が皇帝陛下殺害未遂の有力な容疑者となっており、当主とジェイソンを除く全員が屋敷から出る事を禁じられているようでした。
当主とジェイソンは治安部で調査を受けているようです。
バーナードは、テラが屋敷に入れば準罪人に属する直径家族なので、外部との接触が禁じられると予想し、今バーナードがすることを先に教えてくれと頼みます。
しかしテラは自分の予想以上に早い展開にショックを受けてバーナードの話を聞けていませんでした。
テラの知っているオシリア国物語では皇帝が病にかかり苦しんだ事と、その病を治す薬がそののちになってジョシュによって発見されるという内容でしたが、それが変わってしまっていました。
その出来事になぜかエリオス家が容疑者になっているのかと混乱しています。
近衛兵が迫ってくる今、バーナードは焦ってテラに指示を仰ぎますが、テラはまだ予想外の展開に呆然として独り言をつぶやいています。
そこへバーナードが喝を入れ、テラを正気に戻します。
テラはすぐにバーナードにアンドレに会ってテラが複写本を見せたがっていると伝えるように命じます。
アンドレがダーボンでの出来事を聞いてきたら全て素直に答えていいと伝えます。
あとの流れは、アンドレに任せようとテラは考えています。
そして、テラはジョシュがもうすぐ宮へ向かう事を予想し、ジョシュに頼んで準備していたものがこんな風に役に立つことを一度はありがたく考えましたが、すぐに考えを改めます。
テラはバーナードにジョシュ・ルーカスを宮に行かせないよう頼みます。
エリオス家が時間に関わった今、ジョシュを宮に行かせてはダメだと言います。
テラはジョシュを見つけてテラの屋敷に連れてきてほしいと頼みました。
バーナードはテラの依頼を承諾し、一旦近衛兵に同行します。
テラはバーナードに後を頼み、屋敷へ向かいました。
事件のせいで軍部の機密漏洩の報告も出来ないままになっている状態に、カイル皇子はこの事件が絶妙なタイミングすぎると考えていました。
事件の発端となったドラゴンフルーツの皇宮独占権が直前でトゥールーズ商団からエリオス商団に移っていた事実をカイル皇子に伝えます。
カイル皇子は今回のみエリオス商団が扱ったと言う点にひっかりますが、怪しいと感じるトゥールーズを調べても予想通り何も出てきていませんでした。
ドラゴンフルーツの流通責任者はジェイソン・エリオスで、第1皇子の第三書記官となっているが、特に大きな仕事をしているわけでもなかったようです。
ロイド伯爵とジェイソンは任意同行に応じて宮内の合同調査室で取り調べを受けているようでした。
途中で宮医に会い、今回の事件の原因を問うと、アレルギー性の疾患が原因だと分かりました。
今までドラゴンフルーツを食べていたけれどもこんな発作症状が起こることがなかったので、他の物質と合わさってアレルギー反応が起こったのだろうと医師は予想していました。
他の物質が何なのかが今のところ分からないため、治療薬が今のところないのだと言います。
今から治療薬を作れないのかとカイル皇子が問いますが、臨床をして副作用の確認までするのに半年以上はかかると言います。
ドラゴンフルーツは他にも在庫がありましたが、反応が出たのはパーティーに出されたものだけで、狙いが明らかでした。
皇帝陛下は小さな頃から毒への耐性をつけているので、少しは軽い症状だったかもしれないけれど、確かな事は言えないと答えます。
医師が去った後に、カイル皇子は一体誰の企みなのだろうと思案します。
事件のつながりがはっきりとしていて、手際が良く、時期も絶妙の時期だと分析し、これを計画した相手はかなり手ごわい相手だとカイル皇子は感じていました。
潰れる家門を生かしてみます 62話 感想
テラは急いで首都に戻りましたが、事件に間に合わなかったようです。
それも予想外に自分の家門が事件に関与した事になっていて話も変わってしまった事に困惑していましたね。
それもエリオス家が関与してしまったがためにテラが準備していたジョシュ・ルーカスがカイル皇子に会いに行ってしまうと、もっとエリオス家の首を絞めてしまう事になるようでした。
事件が起こった後タイミングよくその事件を鎮静化させる薬がタイミングよくエリオス家から出されたら、原因を起こした犯人がエリオス家でなければ称賛ものでしたが、実際はジェイソンが容疑者になっている状態でした。
その状態で薬を出すと、薬で貴族を救って称賛を受けるためにわざと事件を起こしたのではないかと疑われてしまう可能性があります。
つまり事件の全てがエリオス家の利益のための芝居のように疑われてしまうと思い、テラはジョシュを宮に行かせたくなかったのでしょうか。
カイル皇子はこの事件は国の機密漏洩と関係していて、トゥールーズ家が怪しいと思っているようですが、誰が企んだかはまだ分からないようでした。
バーナードはジョシュが宮に行く前に見つける事が出来るのでしょうか。
ジェイソンたちは無事に戻って来られるのでしょうか。
続きが気になります。