「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
林田先生は蛇族が長髪なのは、武器として使うためだと桃に教え、髪をコントロールするように言います。
髪をコントロールして元の短い髪に戻れた桃に、今度は真相と向きあう準備は出来たかを問い、外へ連れ出します。
神羽族の幸摩は蛇の毒で殺されていました。
犯人らしき者が写った写真は1枚しかありませんでしたが、幸摩の父親は、しっかり調べるよう部下に命じました。
桃はエネルギーを感じ取って、暗闇の中林田先生のいる方へ向かっていきます。
水の中に入った桃は、そこに何人もの蛇族がいるのを目にします。
林田先生はこれが蛇族の現状だと桃に伝えました。
隠された世界【31話】ネタバレ
桃は、水の中に何人もの人間がいるのを見ました。
一人の女性が起き上がって桃にすがってきます。
その女性はとても美しく、髪はなめらかで、瞳は人の魂を吸い込むようでした。
その反対に、女性の顔には恐ろしい傷跡がありました。
女性は、落ちてきた葉っぱに驚き、水の中に逃げ込みます。
逃げ込んだ姿は、青緑色の蛇でした。
桃は女性が落ち葉を鳥と勘違いしたのだろうかと推測します。
クリスが桃に、ここにいるのは神羽族の会社から救い出した蛇族で、神羽族へのトラウマで鳥類をおそれているのだと説明します。
満月の夜の月光は傷口をより早く癒してくれるようでした。
桃は、クリスがメイクアップをしてくれた人だと気づきます。
クリスは、桃はロングヘアの方が似合っていると言いますが、自分は面倒くさがりだからロングが向いていないのだと言い返します。
桃がクリスも蛇族なのかと問うと、自分はアマガサヘビで、猛毒を持っていて、爪が黒い時は触ったら即死すると教えます。
今度はクリスが、桃の能力が覚醒したのかと聞いてきます。
蛇族は神羽族の勢力の前では無力なので、隠れて生きているが、まだ希望があると林田先生はクリスに話していました。
桃には、蛇族に希望をもたらす能力があるようです。
林田先生は、桃はまだ覚醒していないとクリスに説明しようとした時、神羽族がやってきました。
3人は隠れますが、傷をいやしている蛇族は見つかってしまいます。
水で匂いを消していましたが、彼女たちは体に追跡システムをつけられていたので追ってこられたのでした。
神羽族の男は蛇族の女性を捕まえていきます。
桃が助けに行こうとしますが、林田先生は神羽族の人数も多いのでそれを止めます。
蛇族がずっと弱い立場にいるのは、蛇族が一族で団結する能力が欠落しているという理由もあると林田先生は説明します。
桃は蛇族の希望なのだと言って桃にささやきます。
桃だけが一族を団結させる能力を持っていると林田先生は言います。
それを証明するかのように、桃の能力に反応した蛇族は、一斉に神羽族を攻撃しました。
隠された世界【31話】感想
クリスは、宮部幸摩を殺すだけでなく、捉えられていたたくさんの蛇族を助けていたのですね。
桃の記憶の中でもそうでしたが、蛇は水の中でも息ができるのでしょうか。
しかし残念な事に、用意周到な神羽族は蛇族に発信機をつけていました。
林田先生が発動させた桃の能力のおかげで、蛇族が同時に神羽族を攻撃しましたが、蛇族の方は全員無事だったのでしょうか。
続きが気になります。