3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 前回のあらすじ
母親がぐったりとしたハリを見つけて兄弟を問いただします。
ハリは、父親に恨み言を言って気を失います。
母親と父親の看病で少し体調を戻したハリでしたが、ずっと子供の頃の夢から覚めません。
エーリッヒが、ハリが父親に告げ口をしなかった事でさらに腹立たしく思ったようでいちゃもんをつけてきますが、ハリは放っておきます。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!3話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて!4話 ネタバレ
ハリは、ユージンに行動をたしなめられます。
夢から覚めないことで自暴自棄になっているハリは、迷惑をかけるなというユージンに対して、ハリを見捨てて外に放置してくれたら良かったと言います。
それは、外で気絶していたら夢から覚めたかもしれないというハリの希望もありました。
ユージンは、ハリが死にたくて外に飛び出したのだと思っていました。
ユージンを見ながら、ハリがアリナに似ていても、本人になれない。だから兄弟からも冷たくされると感じていました。
ハリはお腹がすいたので、ユージンにごはんが欲しいと言います。
自分に頼むのかと少し腹を立てるユージンでしたが、体調の悪そうなハリが「朝から何も食べていない」というので、仕方なくご飯を持ってきてくれます。
ご飯を食べて横になっているところに、キャベルがやってきて、ハリに遊ぼうと言います。
ユージンはキャベルに、相手を選べ、エーリッヒと遊べといいますが、キャベルはハリとかくれんぼがしたいと駄々をこねます。
ハリは、病人のハリに遊ぼうというキャベルと、相手を選べというユージンに心の中で悪態をつきます。
エーリッヒよりハリと遊びたいと眠ったふりをするハリを無理やり起こそうとしたキャベルに、目を開けたハリはおもいっきり吐いてしまいます。
目が覚めたらユージンが両親に連絡をしています。
心配してきたキャベルに、部屋に戻っているよう指示します。
弟には優しいユージンを見て、そんなに自分の事が嫌いなのかとハリは問います。
ユージンは「お前はアリナじゃないんだから当然嫌いだ」と返しますが、ハリも兄弟の事が大嫌いで、耐えられないことを伝えます。
全部やり直せるならエルンスト家の娘になりたくない、なにもかも忘れてしまいたいとハリは願います。
お兄ちゃんたちに気をつけて!4話 感想
ハリが体調を悪くした時に、ユージンが両親と連絡していたのは水晶玉を使っていたのでしょうか。
電話のようなものが描かれてなかったのですが…。
この世界は魔法のようなものが存在するのでしょうか。
ユージンが「相手を選べ」とキャベルに言っていたのは、女の子相手に剣の遊びに誘ったり病人の状態のハリにムチャをさせるなという意味だったと思うのですが、ハリはあまりに兄弟を嫌っていて悪い方に考えている感じがしますね。
ハリが自分の服に吐いてしまったことにも怒らずに「ハリと遊びたい」と言っているキャベルも、結構ハリの事を気に入っていると思うのですが。
お互いに「アリナ」の代わりと思って接しているから関係がぎくしゃくしているように思います。
ハリはユージンに「嫌い」だとはっきり言ってしまいましたが、これから先の関係は変わってしまうのでしょうか。
続きが気になります。