「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 36話 ネタバレ
ローガンがテラとジェイソンのやり取りを見ていたようで、浅はかな奴らと二人を見下した目で見ていました。
ジェイソンは、以前はのろまな引きこもりだったテラに弱みを握られた事にはらわたが煮えくり返っています。
ジェイソンはどんな手を使っても屈辱を晴らそうと考えていました。
アンドレ・ピットの元に、テラからジェイソンが持っているものと同じ金庫の鍵が届きました。
まだいきさつを知らなかったアンドレは、もうテラが白紙の小切手をくれるのかと一瞬喜びます。
しかし一緒に届いた手紙を読んでみるとそれはお礼の品ではなく、さらに師匠に頼みごとをしてくるテラを厚かましいと感じていました。
テラは、アンドレの部下がエリオス家に潜んでいる事を知っており、その者たちにテラの母親の安全を見守ってもらおうと言う魂胆でした。
それも、非常時にはアンドレが直接ジェイソンに対する証拠品を治安部に持って行くようにとの指示まで出していました。
行政官試験に見事合格したテラは晴れてアンドレの正式な弟子になったので、対価は3年後にテラが白紙の小切手を渡すと書かれていました。
さらに、アンドレの化粧や服に対しての注文まで出していました。
アンドレはその手紙の内容を読んで、ジェイソンに対する下剋上がとても風変りなものだと感想を言います。
手紙に書いてあった内容にも怒らず、アンドレは部下にテラの母親を見守るように指示しました。
テラはバーナードから携帯用の斧をプレゼントされます。
テラは斧の色がピンクなのが気に入りませんが、それは女性が使うという説明を聞いた鍛冶職人が選んだ色でした。
照れながら身につけ方を説明するバーナードに説明はいらないと言い、護身用に斧とは聞いたことがないとテラが言います。
バーナードは、男性はよく使うものだと説明し、テラは今まで斧の使い方を学んできたから問題ないだろうと付け加えます。
テラは誰かが自分を心配して武器をプレゼントしてくれるのが初めてだったので喜びます。
テラがバーナードに冗談を言いますが、真面目なバーナードはそれに対してマジメに答えます。
テラはバーナードが固すぎると言い、これくらいの冗談は軽く受け流してほしいと冗談めかして言います。
毎回自分の言葉を本気にされたら気後れして何も言えなくなると言うテラに、バーナードはテラは気後れするような性格ではないと言い返します。
それに対してテラは、バーナードが自分の事を知り過ぎていると冗談めかして言いました。
テラは皇宮御用達の「ザ・キングダム」という看板がかなりダサい店に行きますが、今日来るはずの交代の者が来ていなく、1時間ほど待たされることになります。
今日はまだ何も食べていないから、待っている間にここの料理を何か頼もうかと言うテラの言葉を聞いて、バーナードは食事管理に関してテラをすごく叱ります。
テラは今までの状況を説明して言い訳をしますが、バーナードは栄養素の話まで挙げてテラに注意をします。
その時ベスが、テラがムチ打ちの刑を言い渡された時にカイル皇子と一緒にいた騎士たちを見つけました。
バーナードは、その騎士たちを見て、カイル皇子が食事に来ているのだろうと予想しました。
テラが、カイル皇子がわざわざ宮の外で食事をしていることに気に入らないと悪態をついていると、後ろから声をかけられました。
そこには結構な人数の男達がおり、テラにブタ女と声を掛けます。
それに対してテラが悪態をつきました。
ニックは一年に一度あるかないかの食事の席に自分が居合わせられる事を喜んでいます。
カイル皇子と一緒に食事をしているダイアン・リスは、皇子に唯一無作法に接する事が出来る南部リス領地の伯爵夫人で、唯一の家族であるいとこでした。
ダイアン・リスは夫フィリップ・リスと一緒にカイル皇子と食事をしています。
ダイアンは、カイル皇子が好き嫌いをして玉ねぎを食べていない事を叱ります。
その光景を見てニックは面白くてたまりません。
睨むカイル皇子をぞんざいに扱うダイアンに、フィリップはハラハラしています。
またやったら不敬罪で捕まえるというカイル皇子に、更にダイアンは両親も子供もいないから3族皆殺しの刑はできないよと冗談めかして言い返します。
旦那のフィリップはダイアンの言葉にどうしていいか分かりません。
いつまでこちらにいるのかという問いに、ダイアンは1週間位だと答えると、カイル皇子はどことなく寂しそうな表情を見せます。
カイル皇子は領地に宝物でも隠したからそんなに早く帰るのかとフィリップに話を振ります。
ダイアンは、自分があまりに早く帰るから寂しいのかとカイル皇子の心を読みます。
ダイアンがニックに話を振って冗談を言っていると、今度はカイル皇子がダイアン達にツッコんでフィリップは精神的にボロボロになっていました。
ダイアンは外を眺めていて、テラ達が多くの男と対面しているのを見つけて大丈夫だろうかと心配します。
カイル皇子も外の様子を見て、そこにテラがいる事に気づきました。
潰れる家門を生かしてみます 36話 感想
テラが絶対に見つからないと言っていた鍵の隠し場所はアンドレ・ピットの元だったのですね。
確かに彼にはジェイソンごときが手を出すことは出来なさそうです。
アンドレも、テラが正式に弟子になったことですし、ちゃんと守ってくれそうです。
それにしても、初めは大人しそうに思えていたローガンも、結構性格が悪そうでしたね。
バーナードは小さな斧をテラにプレゼントしていましたが、携帯用に斧は使いづらそうな気が…。
今まで斧で訓練をしていたとはいえ、もう少し持ち運びしやすい方がいい気がしました。
カイル皇子のいとこのダイアンは、かなり天真爛漫な人でしたね。
結構失礼な事を堂々と言っていたりしましたが、カイル皇子は唯一の家族と考えているからか、ダイアンにとても懐いているように感じられました。
カイル皇子が食事をしている時に、テラは男たちに囲まれていました。
ここで早速プレゼントされた斧を使う事になるのでしょうか。
続きが気になります。