「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナの前に、父親に連れられてリアブリックが現れます。
父親はリアブリックを信用しており、彼女がエレナを助けに来てくれたと言います。
エレナはリアブリックが自分の主人の娘になって欲しいと言う願いを受け入れる代わりに条件を出します。
そして、それを承諾したリアブリックは、エレナに出発の時間を告げました。
影の皇妃 7話のネタバレ
夜が明ければ、婚姻を受け入れた知らせを聞いた領主が動き出すだろうから今晩中に国境を越えなければならないとリアブリックは言います。
エレナはリアブリックが現れた時から、すぐに大公家に出発しなければならなくなることは予想していました。
後悔のないように両親と多くの時間を過ごしたら別れも平気だろうと考えていたのですが、全然平気ではありませんでした。
そこにリアブリックは冷たく出発を促します。
エレナは、追跡が困るのではなく、大公が焦っているから早く出発したいのだろうと考えていました。
エレナは2時間だけ両親と過ごす時間が欲しいと頼みました。
リアブリックが外に出て、別れを惜しもうとしている母親を制して、エレナは両親に大事な話をし始めます。
エレナはリアブリックが戻ってくる前に両親に家を出るように頼みます。
やはり両親は領主からエレナを守ったリアブリックを信頼していました。
エレナは、今までの流れがおかしすぎると両親を諭します。
そしてそのおかしさの理由は、フリードリヒ大公家がエレナを必要としている事に由来しているのではないだろうかと伝えます。
エレナは両親がこの状況を納得して、さらに安全な場所に逃げるための書類をまとめていて、それを両親に渡しました。
エレナは両親に自分の指示通りに逃げて国境を越えるように伝えます。
父親はその内容を見て、とっさに思いつく内容でない事、もともとはそれほど頭の切れる子ではなかったのに、2カ月前からエレナが変わったことにやっと気づきます。
そしてエレナの言われた通りに行動しようと決めました。
父親はエレナも一緒に逃げようと言いますが、エレナには別の目的があるので断ります。
自分は必要とされているから大丈夫だが、両親はそうではないのだと伝え、エレナを操る人質になってしまう可能性があるのだとも伝えます。
父親は最後まで、これは自分たちのせいなのかとエレナに聞きますが、エレナは違うと言い、これは避けられない事なのだと伝えます。
最後に3人はきつく抱きしめあい、また会う約束をしました。
影の皇妃 7話の感想
エレナの父親は、エレナが用意した書類を読んで、ようやくエレナが変わったことに気づき、今度は本当にエレナを信じてくれましたね。
それにしても、地図だけでなく舟まで用意しているとは、エレナの行動力は素晴らしいです。
両親はリアブリックからの追跡を逃れてうまく生き延びることができるのでしょうか。
続きが気になります。