「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 51話 ネタバレ
バーナードが戻ってくるとテラの姿はなく、何としても見つけると必死で探します。
一方テラはスコーピオンの男に捕まり、倉庫に閉じ込められます。
男はテラがおとなしく素性を明かせば命は取らないと言いますが、テラはこのまま物語通りに進んだら死んでしまう運命なので、むしろ今この男に殺されてしまおうかと話します。
理由を知らない男はテラが幻覚剤のせいで頭がおかしくなっているのかと問います。
テラはそれに対して軽く流してから、この倉庫にいるのは男一人だけなのか確認しました。
それを聞かれた男は、自分がテラを倉庫に閉じ込めて詰問するつもりなのに、先にテラに質問されてイライラして怒ります。
テラは男との距離を測りながら、自分がバーナードと二人で来たことを明かします。
そして男に飛びかかるために準備運動をしながらバーナードが教えてくれた「急所」を復習します。
そして相手が一人だと分かったテラは、走りにくいハイヒールを脱ぎ、バーナードが教えてくれた急所で一番狙いやすい足の甲に斧を振り下ろしました。
痛がる男の顎をめがけて再度攻撃し、攻撃を受けながらもテラは男の背後をとることが出来ました。
そして気を失わせた男をロープでぐるぐる巻きにして、ようやくテラは一息つくことができ、怖かったとこぼします。
物語に憑依する前にこの強さがあればよかったのにと思いながら、テラは動きにくいドレスのスカートを斧で引き裂いて短くします。
男の腕には、サソリのマークがあり、スコーピオンのメンバーであることがはっきりしました。
テラはバーナードが来るのが遅いなと思いながらも、自分でこの倉庫から脱出しようと試みましたが、扉は開きませんでした。
男は気が付き、テラに内側からロックをかけたら外からも同時にロックがかかる仕掛けになっている事を教えます。
テラは男に鍵のありかを聞きますが、男は知らないと言います。
テラは答えないと足を切り落とすと言い、さらにイライラしていたので何度も切り付けて痛い思いをすると脅しますが、男は本当に鍵を持っていないようでした。
その頃、ようやくテラのつけた印に気づいたバーナードが、急いでテラの元へ向かっていました。
テラは、男に絶対にドア以外にも出口が存在するはずだと言い、とりあえずバーナードに知らせるために、扉の下に印の粉をつけました。
そして、テラにタメ口の男に、年上である自分には敬語を使うように注意し、他のメンバーがどこにいるのかを問います。
テラはここがスコーピオンの本拠地で、目の前の男は管理者の一人だと推測していました。
テラはクラブの目的と、男がどうして倉庫に来たのか質問します。
男が外からも施錠されて出られなくなることを知りながら扉を閉めたみたいに、男が倉庫に来た理由もあるはずだといいながら、テラはあるべきものがないことに気づきます。
男がまだ敬語を使わないので、テラは斧で殴ると男を脅し、無理やり敬語を使わせます。
そして、テラは自分の目の前の壁だけ酒樽が置いていないことを指摘します。
男もなぜだか理由を知らないようでしたが、テラにはそこに樽を積んではいけないかのように空いていると感じました。
そして、そこを酒樽でふさがずにいるのは後ろになにかがあるのではないかと考えていました。
潰れる家門を生かしてみます 51話 感想
テラがスコーピオンの組織の男をやっつけてから「怖かった~」と言っていましたが、それが吉本の古いギャグに似ていて少しおかしかったです。
バーナードに教えてもらった護身術のおかげで、一人でも強そうな男に勝つことが出来ましたね。
テラは最後に酒樽の後ろに何かがあるのではと考えていましたが、確かに倉庫の外見よりも中が狭いと言っていたので隠し部屋がありそうです。
男がその隠し部屋に行くつもりだったのなら、そこには数人の仲間がいるということではないでしょうか。
万が一バーナードが来る前に仲間が出てきたらテラは大ピンチになってしまいそうです。
テラが予想していたように壁の向こうには部屋があるのでしょうか。
続きが気になります。