低温調理器は、たんぱく質が硬くなる前の温度でじっくりと加熱することで、栄養分を逃さずにやわらかいお肉に仕上げることが出来る調理器具です。
比較的リーズナブルな価格で購入できるアイリスオーヤマでも低温調理器が販売されています。
今回はアイリスオーヤマで販売されている低温調理器LTC-02の電気代や使い方、以前に販売されているLTC-01との違いを調べてみました。
低温調理器LTC-02の電気代はどのくらいかかるの?
LTC-02の消費電力は800ワットになります。
アイリスオーヤマのレシピを見てみると、30分~1時間で調理するものが多く出てきます。それで、LTC-02で1時間調理した場合の電気代を調べてみます。
1kWhあたりの料金単価を27円/kWhとして計算すると、1時間調理した場合の電気代は21.6円となり、約22円の電気代になります。
もっと時間のかかる料理をすれば電気代はもう少しかかるかもしれませんが、毎日3食1時間ずつ調理したと計算しても1ヶ月で1,944円になり、2,000円かかりません。
実際は朝からそれほど時間をかけて調理することもないと思うので、電気代をそれほど気にする必要はないのかなと感じました。
ちなみに以前の商品であるLTC-01だと、同じくらい使用して1ヶ月2,430円になり、少し2,000円を超えてしまいます。
電気代よりも、私の場合は低温調理なのでじっくり調理する時間を待てるかという問題になりそうです(笑)
アイリスオーヤマの低温調理器LTC-02とLTC-01の違いはどこ?
低温調理器はLTC-01が既に発売されていますが、新しく発売されたLTC-02は何が変わっているのでしょうか。仕様を比べてみました。
LTC-01 | LTC-02 | |
---|---|---|
定格消費電力 | 1000W | 800W |
設定可能温度 | 25~95℃(0.5℃単位) | 25~95℃(0.5℃単位) |
設定可能時間 | 1分~99時間59分(1分単位) | 1分~99時間59分(1分単位) |
最大使用可能水量 | 15L | 12L |
製品寸法 | 90x130x400mm | 50x100x334mm |
製品質量 | 約1.4kg | 約0.9kg |
仕様書から見ると、大きさがかなりコンパクトになり、その分軽量化されている事が分かります。
消費電力も100Wから800Wに減っているので、電気代があまりかからない仕様に変わっていますね。
ただし、大きさが小さくなった分最大使用可能水量が15Lから12Lに減ってしまっています。
大量に調理したい方には少し物足りなくなるかもしれません。
LTC-01では、お鍋の深さは20cm必要でしたが、LTC-02ではお鍋の深さは10cmで済んでしまいます。
ということは、電気代だけではなく水道代も節約できると言う事になりますね。10cmの深さは結構節大きな違いですね。
大家族のおうちや、一度に大量につくりたいという方だとLTC-01の方がいいかもしれませんが、一人暮らしのご家庭やそれほどたくさん食べない人ならLTC-02の方が大きさもコンパクトでいいかもしれません。
アイリスオーヤマの低温調理器LTC-02の電気代は?LTC-01との違いも調査のまとめ
今回はアイリスオーヤマの低温調理器LTC-02とLTC-01の違いや、電気代を調べました。
電気代は1時間使用して約22円と、LTC-01よりも5円ほど安くなりました。
LTC-02とLTC-01の大きな違いは電気代が安くなった点と、よりコンパクトになり、高さの低いお鍋でも調理出来るようになった点でした。
LTC-02はより軽量になり、調理するときの水量も少なくて済み、電気代もLTC-01よりもかからなくなっていました。 LTC-02は一人暮らしや少ない家族に合わせた仕様になっているように感じられました。
LTC-02は、一人暮らしにちょうどいい低温調理器
低温調理だとすごく時間がかかってしまうのが難点ですが、調理時間が1時間のレシピも多くあり、お米を炊いている時間とそれほど変わらないのかなと思いました。
一人暮らしの場合、仕事をして家に帰って来てから低温調理をするのは時間的にお腹が空いて待てないと思いますが、在宅勤務の日がある場合は下ごしらえをする感覚でお鍋に入れておいて、仕事終わりに少し手の込んだような贅沢なゴハンが食べられますね。
家にいながらおいしいお肉が食べられる
低温調理器は、お肉を柔らかくするだけでなく、デザートや茶わん蒸しを作ったりなど、色々な調理方法が可能ですが、やはり一番うれしいのは、柔らかいお肉が失敗せずに作れるということですね。
アイリスオーヤマのLTC-02は、器具も使用するお鍋もコンパクトになったので、今までより手軽な感じで利用することが出来るのではないでしょうか。